オープン&クローズ戦略 日本企業再興の条件 増補改訂版

オープン&クローズ戦略 日本企業再興の条件 増補改訂版

2,420円 (税込)

12pt

4.0

IOT、インダストリー4.0を徹底解説&デジタル時代の日本企業の戦略を大胆に提言&最新論考と図版を大幅に追加!

「ものづくり」や「匠の技」だけでは、もはや勝てない。市場撤退を繰り返し、長らく停滞してきた日本の製造業をはじめとする産業の再生の方途はあるのか?

アップル、サムスン、インテル、クアルコム。これらの企業は利益を生み出す自社のコア領域をクローズに独占し、市場との境界にオープン領域を設定し、多くの企業を巻き込みビジネスエコシステムを築き上げている。

本書は欧米企業が生み出した周到な知財マネジメントとビジネスモデルの構造を分析し、実証研究に基づき、日本企業の本質的な課題を克服し、再び活力を与え再成長のための戦略を大胆に提起する。また進行しつつある「IoT/インダストリー4.0」が日本に及ぼす影響、日本企業のとるべき方策についても新たな考察を踏まえ、最新の論稿を追加した。

【推薦のことば】
「重厚な実証と洞察!この金字塔的労作は次世代ビジネスの共通言語だ」――妹尾堅一郎(特定非営利法人 産学連携推進機構理事長)

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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オープン&クローズ戦略 日本企業再興の条件 増補改訂版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年02月28日

    日本の製造業が衰退した理由とアップルなどうまく言っている例を紹介している。
    特許をたくさんとることは、技術を公開することになり、得策ではない。
    少数の特許でも核となるものであればしっかりしたビジネスを構築することができる。
    ビジネス構築の際に、いかにそのような戦略を立てるかが大切。

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    Posted by ブクログ 2021年05月30日

    特許をどうビジネスに活かしていくのか、何故日本企業が市場撤退していったのか、その理由がよく分かる書であった。ソフトウェアリッチ、知財マネジメントの再構築、技術だけでは市場競争力に直結しない、伸び行く手、ビジネスエコシステム、オープンによる標準化、クローズによるコア領域を守る等知財の重要性が余すところ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月03日

    企業における技術開発のスピードは、守る技術と複数の企業と協調して開発する技術領域とを区分けして行うことが大事。一流企業の事例を沢山紹介してオープン・クローズ戦略の重要性を説いている。

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    Posted by ブクログ 2019年07月21日

    伸びゆく手
    特許をたくさん出せばいいということではない。
    それをどう活用するかなんだなーと思った。
    知識も活用してはじめて意味があるものになると思う。

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    Posted by ブクログ 2016年05月11日

    実際にオープン&クローズ戦略を成功させることは簡単でない。
    本書では、なるほどそうだったのか、という気づきが幾つもあり、勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2016年05月05日

    ある意味「イノベーションのジレンマ」にも通じる話。どんなに技術を秘匿しようとも、公開特許を出した時点でその技術はパクられる。あるいはハードウェアはどんなにブラックボックス化しても、分析技術の方が優れていれば、すぐに丸裸にされる。論じるまでもなく日本は半導体、液晶、家電で自ら痛い目を見て実証してきた。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月15日

    アップル,インテルの戦略の解説が面白かった。特許の数だけで競う時代は終わったというのもなるほどなーというかんじ。しかし,内容が結構難しくてななめ読みで終わってしまった。またがんばって再読したい。

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