手記 母さんがどんなに僕を嫌いでも

手記 母さんがどんなに僕を嫌いでも

1,400円 (税込)

7pt

「きれいで人格者のお母さんの息子に生まれて、本当によかったわね」近所のおばさんたちが口々に言うほど、美しかった母。その母には、もう一つ、別の顔がありました。人目がないところでは、ピリピリした空気を出し、ささいなことで激怒して、壁まで吹っ飛ぶほど、突き飛ばすのです。怒りのスイッチはくるくる変わり、前と同じことをしても叱られ、声がでなくなるほど、ぶたれたときもありました。それでも僕は、母が暴力をふるうことを誰にも気づかせてはいけないと思っていました。―――――父に捨てられ、大好きな母から、死をも覚悟する壮絶な虐待を受けていた「僕」。アトピーに苦しみ、学校では先生からも嫌われ……。戸惑い、苦しみながらも、ついに家を出て自活の道を歩みはじめます。僕を守ってくれた人の存在が、僕に勇気をくれた。苦しみながらも、愛を見つけた奇跡の実話。感動の渾身エッセイ!

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  • 映画化

    「母さんがどんなに僕を嫌いでも」

    2018年11月16日公開
    出演:太賀、吉田羊

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手記 母さんがどんなに僕を嫌いでも のユーザーレビュー

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    購入済み

    結局泣いてしまった

    今、歌川たいじ氏の本をあちこち順不同で読んでいます。
    この作品はジュニア向けテキストと言う事でした。本編のダイジェスト版かな、くらいの気持ちで読み始めたのですが、結局泣いてしまいました。本編では描かれなかったエピソードが散りばめてあり、欠けていたピースが埋まっていった感じです。
    読んでいるだけで心が

    0
    2022年03月31日

    Posted by ブクログ

    虐待の幼少期。
    親をかばう気持ちが
    痛々しくてツラい

    ゲラゲラ笑いで
    追い詰められたような気持ちになり
    破壊して、そのあと自滅したいという
    衝動が体を貫いた

    と、あり。
    まさにキレるって
    こういう事なんだと

    子供の頃の記憶から
    オトナになっても
    逃れられない
    母親と同じ事を
    他人にしてしまう

    0
    2019年09月27日

    Posted by ブクログ

    もう一度読み直してみた。やっぱり色々考える。人に理解されたいと思ったらまず自分が理解しなくちゃいけない。そうだなあ。

    0
    2020年01月14日

    Posted by ブクログ

    おばあちゃんとのシーンは愛に溢れていて本当に素晴らしかった。私もこんな愛情たっぷりな人間になりたい。

    「楽しい思い出がいっぱいある人は、簡単に人生に絶望したりしない。」
    過酷な状況を経験したあとでも、おばあちゃんから受けた愛情や友達との楽しい時間を心の中で大事にしている著者の姿勢はすごいと思った。

    0
    2018年12月05日

    Posted by ブクログ

    幼少の頃からの母親からの虐待、唯一自信をかばってくれた血の繋がりのないおばあちゃんとの出会いと別れ、家を飛び出して友達との出会い、仕事での成功、そして母親との再会。

    母親もその生い立ちから、精神的に病んでいたんだと後になって明かされるのだが、やっぱりこんな目に遭わされたら許せない気持ちが大きくなっ

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    親から虐待されている子、されていた子、そして虐待されていない子も、
    こういう現実があるということを知って欲しいと思いました。
    私が小学生の時、毎日同じ服装の女子や毎朝職員室で担任の先生が持参したおにぎりを食べる男子が同じクラスに居ました。
    当時はどうしてなのか分からなかったけど、虐待されていたのだと

    0
    2016年05月25日

    Posted by ブクログ

    感動しました。大変な子供時代、また親子関係だったのですね。今は素敵に変わられて、今度漫画も読んでみたくなりました。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    とても愛情深く芯の強い人なんだろうな、と感じた。
    こどもの頃の歌川さんにおばあちゃんがいてくれて本当によかったと思った。

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    ブロガーのカータンさんが紹介されていた
    歌川たいじさんの手記

    美しい母親、そして工場経営に忙しい父親。下町のどこにでもありそうな家族だったが実は母親に虐待され、ネグレクトを受けていたという著者。子供の頃、そしてその中で救いとなったばあちゃんの存在、そして大人になって再会した母親との話を書かれていま

    0
    2021年01月16日

    Posted by ブクログ

    漫画家で人気ブロガーだという著者の手記。元々コミックエッセイだったものを手記にまとめ直したものらしい。
    脚本を書いたり小説を書いたり、文筆活動もかなりされているようだ。コミックエッセイの方は全く読んでいないのでよくわからないが、手記にあたって敢えて触れていないこともあるとのこと。文章を書くことが好き

    0
    2018年04月18日

手記 母さんがどんなに僕を嫌いでも の詳細情報

  • 映画化

    「母さんがどんなに僕を嫌いでも」

    2018年11月16日公開
    出演:太賀、吉田羊

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