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日本で初めての本格的なフランチャイズとして、家庭用化学ぞうきんを発売したダスキン。「喜びのタネをまこう!」を合言葉に、「ダスキン愛の店」を展開し、全国津々浦々に浸透するまで成長したが、創業者・鈴木清一が歩んできた道は決して順風満帆ではなかった。生家の貧困から養子に出された幼年期。肺結核を発病し死と隣り合わせの青年期。なじめない大阪商法との格闘。妻の実家との確執……。長年の迷いを払拭できたのは、一燈園の西田天香氏との出会いだった。それはやがて「祈りの経営」として、清一の中に経営理念として確立されてゆく。それでも、20年かけて育てた優良会社「ケントク」が提携先の米企業に支配され、追放の憂き目にあうなど、清一の試練は終わらない。いかなる逆境も、常に愛と祈りで乗り越え、それはやがて「ダスキン」「ミスタードーナツ」として花開く。決してあきらめない姿勢の大切さを教えてくれる、勇気の出る経営者伝。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年01月17日
ダスキン創業者鈴木清一氏の本。
内容に小説的な描写や、会話が描かれているが、本が書かれたのが2011年で鈴木さんが亡くなられてから30年以上経っている事を考えると想像で書かれた箇所は少なくないのではないかと思う。
それでも、鈴木さんが歩んできた人生については正しいとは思うので読み応えはある。
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Posted by ブクログ 2012年07月30日
ダスキン創業者の伝記的著書。
宗教的倫理観に基づく会社経営。そう書くとなんだか胡散臭い感じになってしまうのだが、ダスキン創業者の鈴木清一氏のそれには、胡散臭さはない。
その宗教観はさておいて、学ぶべき考え方がいっぱいあった。宗教ではないにせよ、何か自分の支えとなる信仰(考え)があるというのは、よいこ...続きを読む
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