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Posted by ブクログ 2021年12月13日
過去の歴代政権を時系列でたどりながら政治を振り返ってみるという目的でもいい本です。アプローチはリベラリズムから見ているという前提を考慮して読む必要はあります。ただ政治の現在地としてなぜここに至ってしまったのか考える上で参考になるのではないのでしょうか。特に印象的なのは左派自由主義が新自由主義とは似て...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
日本の政治の歴史を政治的立ち位置を切り口にしてたどる。かつて主流を占めた開発主義と恩顧主義の旧右派が、世界的な流れを受けた新自由主義と、アジア・歴史問題への対応をめぐって台頭した国家主義に代わっていく経緯がわかりやすい。
西洋の近代化の歴史では、絶対王政や封建主義から個人を解放しようとする中産階級...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月24日
☆第一次政権をあれだけの失態で閉じた安倍が、驚くべき復権を遂げた拝啓は2つの要因がある。
・野党化した自民党が、さらに右傾化していた
・有権者の政権選択が可能となる競争システムが、民主党政権の挫折とともに崩壊したこと
☆リベラル左派連合再興のための基礎条件
・小選挙区制の廃止として選挙制度改革
・リ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月01日
日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。
いったい、どちらなのか?
著者は、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められたとする。
そのプロセスを丹念にたどった著作である。
以下、その内容である。
序章 自由化の果てに
1現在を生んだ新右派転換
2なぜ「反自由の政...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月21日
本書のユニークかつ斬新な点は、1980年代以降の政治右傾化プロセスを「支点が徐々に右に動く振り子」のような「揺り戻し」を含む曲線運動と捉えていることにある。「振り子が右に振れるとき支点も一緒に右に動き、やがて振り子は左に振れるわけだが、前の周期の左端まではもどらず、もっと右の位置で留まる」。これに...続きを読む
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