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清澗寺伯爵家の長男の国貴は、軍を裏切りながらも密かに生き延び、一族を捨てて恋人の遼一郎と上海で逃亡生活を送っていた。国貴は素性を偽り、つましくも幸福な日々を送っていたが、遼一郎がまたも秘密を抱えていることに気づく。不安が増す中、国貴は弟の道貴に見つかってしまい……。雑誌掲載作に加え、道貴のクラウディオと甘くも激動の日々を描いた書き下ろし作品、初代伯爵・貴久の掌編を収録した、清澗寺家シリーズ第一部完結編・下巻。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
清澗寺家シリーズ7作目。
シリーズ1部が完結だそうです。
そんな総集編の下巻では、国貴と道貴の2編構成。
国貴ってそんなに好きなタイプではなかったのですが、
このお話を読んで、その愛情深さにうるっと……。
そして再会した時の和貴にまた涙腺を刺激される。
なにこの家族愛。
清澗寺に一番縁遠いはずの家族愛が、みっちり詰まって
ました。
パパなりの愛情表現も、じわっときた。
そして道貴編については……ちょっと食傷気味。
クラウディオの歯の浮くような台詞の連発に苦笑いと
いうか、あまりに小っ恥ずかしくて桃色シーンは完全に
飛ばし読みしてしまいました。
ルカがとても良い子で、道貴との交流は読んでて
楽しかったです。
最後は貴久の話で締められていて、あー……長かった
なぁ……すっごいみっちりしてたわ、と感慨深いものが
ありました。
これにて1部完結とのことで、2部からは世代交代する
らしいのですが、ちょっと間に別の作品を挟んで
挑もうと思います。
濃いシリーズで、とにかく読み応えあります。
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