あらすじ
清澗寺伯爵家の長男の国貴は、軍を裏切りながらも密かに生き延び、一族を捨てて恋人の遼一郎と上海で逃亡生活を送っていた。国貴は素性を偽り、つましくも幸福な日々を送っていたが、遼一郎がまたも秘密を抱えていることに気づく。不安が増す中、国貴は弟の道貴に見つかってしまい……。雑誌掲載作に加え、道貴のクラウディオと甘くも激動の日々を描いた書き下ろし作品、初代伯爵・貴久の掌編を収録した、清澗寺家シリーズ第一部完結編・下巻。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
清澗寺3兄弟、それぞれの恋人と共に進む未来を見つけることが出来て良かった。清澗寺一族の再会も感動的でした。冬貴なりの家族への愛も感じられましたし。道貴の話は4カプ目ということでかなり食傷気味な上にクラウディオのキザ甘トークで、読んでて目が泳いでしまって飛ばし読みになってました(笑)貴久を嵯峨野で締められたラストに感動です。貴久、あちらでお酒飲みながら一族の様子を見てるかな?きっと満足してますよね。そして私は鞠子の相手が気になっている…誰なんでしょう?w
Posted by ブクログ
道貴のまっすぐな心に癒され
クラウディオとのイチャに涙して
この2人はホントゆーことない
薔薇が似合いすぎる
何気に喧嘩のシーン好きです
国貴&遼コンビ
遼もっとグイグイ行っちゃえーって思いながら毎度読んでますw
お互い優しすぎるんだよ
遼も国貴様も
Posted by ブクログ
清澗寺家シリーズ7作目。
シリーズ1部が完結だそうです。
そんな総集編の下巻では、国貴と道貴の2編構成。
国貴ってそんなに好きなタイプではなかったのですが、
このお話を読んで、その愛情深さにうるっと……。
そして再会した時の和貴にまた涙腺を刺激される。
なにこの家族愛。
清澗寺に一番縁遠いはずの家族愛が、みっちり詰まって
ました。
パパなりの愛情表現も、じわっときた。
そして道貴編については……ちょっと食傷気味。
クラウディオの歯の浮くような台詞の連発に苦笑いと
いうか、あまりに小っ恥ずかしくて桃色シーンは完全に
飛ばし読みしてしまいました。
ルカがとても良い子で、道貴との交流は読んでて
楽しかったです。
最後は貴久の話で締められていて、あー……長かった
なぁ……すっごいみっちりしてたわ、と感慨深いものが
ありました。
これにて1部完結とのことで、2部からは世代交代する
らしいのですが、ちょっと間に別の作品を挟んで
挑もうと思います。
濃いシリーズで、とにかく読み応えあります。