解剖迷宮

解剖迷宮

990円 (税込)

4pt

3.5

解剖に使用できるのは死んだ奴隷か死刑囚のみ――それでは医大での研修がままならず、医師は禁断の手段にでる。奴隷に墓から死体を盗掘させ、それを解剖用に使うのだ。当初、奴隷ニーモは死体を掘り出すだけの役目だった。が、刃物の扱いに長けたニーモは、やがて解剖学の教鞭を執るまでになる。死体を解剖しているだけならよかったが……1857年のアメリカ。医学が妖しい影に覆われた時代の、裏歴史をめぐるサスペンス。

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解剖迷宮 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年06月11日

    昨今の小説の表紙絵の傾向に疑問を持つ一人です。
    この絵じゃかえって手に取りにくいんじゃ…云々。

    この本も、表紙絵&タイトルと、内容がミスマッチを起こしているかわいそうな例だと思います…美女が醜いシリアルキラーに切り刻まれるような古典ミステリを予感させてしまう出来ですが、内容は全く別です。「The ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月24日

    表紙の怪奇的な雰囲気とは全く異なる。医学部の授業で解剖に使用する教材としての「死体」を巡る話。19世紀と現代の両方のターンがある。なんかこういうのね、土曜夜あたりに、ドラマもしくは不思議発見(一回も観たことない)で扱うテーマというのか、すっごい日本人が好きそうな感じ。それで、もっと陰惨で、描写もおぞ...続きを読む

    0

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