日中対立 ─―習近平の中国をよむ

日中対立 ─―習近平の中国をよむ

825円 (税込)

4pt

4.0

転機は二〇一〇年だった。この年、中国は「東アジア共同体」構想を放棄し、「中華文明の復興」を掲げて大国主義へと突き進みはじめる。領土問題で周辺国との衝突をためらわず、とりわけ尖閣諸島をめぐって日本との対立が先鋭化した。変化の背景には、共産党内部での権力闘争があった。熾烈な競争を勝ち抜き、権力を掌握したのは習近平。G2時代が現実味を増すなかで、新体制の共産党指導部は何を考えるのか?権力構造を細密に分析し、大きな変節点を迎える日中関係を大胆に読み解く。内部資料などをもとに、中国の動向を正確に見究める分析レポート。

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日中対立 ─―習近平の中国をよむ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年07月29日

    中国関係の著書があふれる中もっとも中立的かつ冷静に分析した良書。変に過激な意見に左右されず自分の考えを持ちたい人はまずこれを読んできちんと背景を把握することをお勧めする。とくに大学生においてはまずこれを基本書として読み、そのうえで判断する軸を形成し批判的な立場から物事を見れるようになればよい。最新の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月20日

    日中の問題をていねいに詳細にまとめてある。知っている、わかっていることも多かったけど系統だった感じがした。

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    Posted by ブクログ 2013年08月16日

    現状認識のために役に立つと思う。著者のような研究者が有事のシミュレーション(最終章)を書くほど、状況は切迫詰まってるだろう。

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