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「お前と寝たのが百年ぶりだ」
童顔で一見少年のような夜古だが、実はここ最不ノ杜神社の稲荷神。ご利益があると参拝客が引きも切らず、そのうえ働き者で宮司一家からも大層愛されている神様だ。一方、杜の隅の朽ちかけた祠に棲む美丈夫の水神、璽雨は酒好きで自堕落で人間嫌い。淫蕩だとの噂もちらほら。でも夜古は、自分につれないそんな格下の神、璽雨が本当は好きで好きでたまらないのだ。そして、夜古には誰にも言えないある重大な秘密があって……。
泣けました
夜古さま、可愛くて可愛くて、健気でたまりません。夜古さまの秘密が明かされたくだりは、涙が自然と流れました。彼の暮らすお社、近隣の商店街、町の姿、取り巻く全てに愛着が持てます。傑作!小さな小さな狐の数奇な運命、そしてつかんだ幸せ。