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何本もの管につながれ、全身が水ぶくれとなり、苦しくてあの世に早く逝きたくても、血圧を上げるリスクを使い、人工呼吸器につなぎ、簡単には死なせてくれません。その結果は、見るも無残な死に顔です。「兎角この世は住みにくい」という、生きていくことの難しさもそうですが、実は「死に難い世の中」でもあるのです。
【目次】
覚悟して捨て、感謝して逝く
死を学ぶ
選択について
ガンの末期には手をつくしてはいけない
「末期ガンです」と言われるのは、
「ある日、突然」です
ホスピスにたどり着くまでの遠く険しい道
家族が大問題
医者も大問題
「養生」こそ問題
痛みとモルヒネについて
生命の維持について
人工栄養で生かされるのは恨めしい
死に至る順調な経過を理解する
悔いのない逝き方
十七箇条
Posted by ブクログ 2010年10月09日
宗教本であったり、哲学本であったり、「死」についてはいろいろと読んできたはずですが、
死とは観念的であって観念だけではない、まさに肉体性の問題なのだということを徹底的に突きつけてくる一冊です。
宗教でも、哲学でも、どこかしら「キレイ」すぎると感じていた疑問が、これできれいさっぱりフッとびました。
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