Posted by ブクログ 2018年10月24日
実際に何社かでタクシー運転手を務めたノンフィクション作家による東京のタクシー論。実体験に基づいた意見には説得力があり、タクシー運転手の実感を理解することができた。面白く興味深い内容が多かった。
「決められた労働時間をオーバーし、休憩もそこそこに走り回って達成した65万円という水揚げ。それでもらった...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月06日
身近な公共交通機関であるタクシーの運転手としての潜入ルポである。もっとも、著者は学生時代にタクシー運転手のアルバイトをしたことがあり、ズブの素人とは少しばかりわけが異なるようだが、運転手でなければ分からないことや、ライターならではの法令・統計の理解に基づく解説がうまく噛み合っており、面白かった。
も...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月12日
ノンフィクションライターが東京のタクシー運転手に就職。運転手の悲喜こもごもとタクシー業界の内幕を描いた潜入ルポ。
タクシー運転手になりたい人には必見の貴重な情報満載。運転手になるための「地理試験」なるものから、日常の売上、会社に納めるべき運転手負担などなど。・・・あまりにニッチすぎる情報か?
そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月01日
タクシーの運転手さんがきびしいということはなんとなく知っていた。よくタクシーの運転手さんの愚痴をきいたりしていたからか。私の場合、仕事が深夜に及ぶと、いつもお世話になっている個人のタクシーにお願いしている。法人のタクシーはやっぱりこわい。タイヤもシートも今一つだし、乗り心地も悪く、かつ、知っている人...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月06日
著者自らが「タクシードライバー」になってみて、その業界を説いた一冊。タクシー業界は昨今の景気低迷と共に下降傾向になりつつあるが、実態は他の業界も変わらないであろう。ただ、規制緩和と共にドライバーの負担が大きいのは避けれないが。
不景気により、新たに職を探す人でこの「タクシードライバー」を選択する人...続きを読む