はなのうた

倫敦巴里子

呉服屋の一人息子・完士の幼なじみは華道家の兄弟。いつも飄々としている兄の涼と、不器用だけど才能に満ち溢れている弟の圭…どちらも完士には大事な存在だ。けど、今も昔も何故か圭には嫌われている―――。ところが、涼に恋心を抱いていた完士の失恋を知った圭が「お前を口説いていいか」と告白してきて…四季を彩る花々と共に幼なじみの愛の軌跡を描く作品集!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 海王社
• 掲載誌・レーベル: GUSH COMICS
• 電子版発売日: 2015年03月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 45MB

[匿名 · ★★★★★]

曖昧なのが

この作者さんの短編シリーズはラストが曖昧なのが良いです。で、結局どっちなの？っていうもどかしいのも嫌いじゃない。
表題作は良かったのですが、それよりも3作目の人生設計のススメが個人的にはナンバーワンでした。このラストもハッキリはしていないんだけど、恋愛映画を観ているようなキュンキュン感が堪らなかった。

＃胸キュン ＃アツい

[匿名 · ★★★★★]

兄弟で幼馴染みを

兄弟で幼馴染みを取り合っているような、いないような、お話しでした。お互いに相手のことを可愛いと思っていて、相手が受けだと思っているのが面白かったです。

[真名兎 · ★★★★☆]

スタートまでの過程

表題作を始め、収録作全てに受けた印象は「恋が始まるまでの過程」だった。どの作品も、少ないコマの中に濃縮された各々の紆余曲折が描かれていて、倫敦巴里子さんの巧みがよく表れている。

[ブクログ · ★★★★☆]

ぶっ(≧з≦)
タチとネコで揉めてる表題作のカップル、かわいい…(笑)
倫敦さんの描く柔らかい男性の輪郭と和服の組合せは最強！
ただ紛らわしいので、華道家の兄弟はもっと描き分けて欲しかった(´・ω・`)

収録作２つも好きだなぁ。
どちらもすぐに肉体関係を持ってしまうんだけど(笑)、倫敦さんが描くとそんなに性急さを感じないのが不思議だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

うまいこと言えないけど、巴里子さんの作品の雰囲気が好きです。
でもカバー裏はもったいなかったな。あれも本編に絡めてくれたらもっと面白かった気がするんだ。つか、カバー裏の展開でもう１冊くらい読みたかった。

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトル作品を含め、４編収録されています。
カプは、華道家×呉服屋の幼馴染同士、
高校生の同級生同士、リーマン同士の３組です。
Hシーンは少なめなので、
そういうのが苦手な方でも楽しめると思います。
逆の方は、少し物足りないと思うかも・・・

[ブクログ · ★★★★☆]

華道の家元の兄弟と幼なじみの三角関係。兄の方と最初付き合ってたけどフラれて弟に迫られるという…。

でも冒頭から兄ちゃんが脱落したので、ユルい三角関係でした。というか初キスして、別れようはないよ（笑）どっちとくっつくかは、表紙見て確信。

同時収録のイケメンとそばかすの高校生同士の話も面白かった。イケメンはそばかす君が好きなのに、八方美人な性格が相手に嫌われてしまう。そばかす男子の方は、卑屈なのに自分に正直でクラスメイトと衝突してしまう。ちょっと卑屈通り越して性格悪い…？嫌いは好きの裏返しなんだろうけど、解りにくい～。

特に印象的なシーンはないものの、すごく読みやすい王道BLでした。男同士というタブー感がスルーなのが惜しいところ。

[mugi · ★★★☆☆]

4篇目「人生設計のススメ」は上司がどいつもこいつも駄目すぎ。いまの時代なら〇〇ハラスメントで訴えられるレベルで無神経すぎ。

高宮さんは辞表出して正解。いい就職先が見つかりますように。幸せになれますようにと願ってしまった。