バルセロナ・パリ母娘旅

銀色夏生

旅っていうのは、今の自分を知る時間でもある。今の自分を感じられる時間。自分の性格や自分の興味、価値を感じるものがわかる。2014年9月。バルセロナとパリへ。娘と短い旅行をした時の記録です。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / 紀行
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• 電子版発売日: 2015年02月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 19MB

[ブクログ · ★★★★☆]

バルセロナは来春訪れる時の参考になります。パリは9年前の記憶が蘇りました。
旅っていいなぁ、旅に出たくなるなぁと思いました。未知の場所、未開の異次元でわくわくする。この感覚がとっても好き。

[ブクログ · ★★★★☆]

旅に出たい。でも出れないときにいい。
これはつれづれと別で出てよかった。

好きなものを熱中して作ることの素晴らしさと、エネルギーを注がれたものの持つパワーの不変性（引用）

この素晴らしさを感じながらものづくりしていきたいものです。

[ブクログ · ★★★★☆]

おもしろかったー。やっぱりパリ行きたくなったー。ヴェルサイユ宮殿とかトリアノンとか写真もきれいで。
ガイドとかいなくて、完全に自分たちだけでの旅で、自力でガイドブックでさがしてレストランに行って、どんなものを注文したかとか詳しく書いてあるのもおもしろい。おいしくなかったりとか。
ほんのちょっとしたことで気分が上がったり下がったり、同行者とちょっとムードが悪くなったりまた持ち直したりとか、実際の旅行ってこんな感じだよなーーっていうのをすごく感じてよかった。
あと、今回の旅行中は、気分が沈まないようにする、だとか、ヘンに後悔しないようにする、とかいうことも書かれていて、とても共感した。わたしも旅行中に、急に気が沈んでしまったり、すぎたことをいちいちああしたらよかったーとか後悔することが多いので。
旅行記っていうと、感激・感動だとか楽しいばっかりだとか、人とのふれあいとか感謝とか、そんな感じのも多いけど、そういうのがなくて、淡々とした感じもすごく好き。もういいや、とか、また今度、って思ったりするところとか。欲張っていないところも好き。

[ブクログ · ★★★★☆]

いいな。私も娘とパリに行ってみたくなった。
泊まったホテル、立ち寄ったカフェ、ガイドブックで調べてはいったレストラン。詳しく書いていて読み応えあり。
写真もふんだんに載っていて楽しめた。
かーかがすごく、可愛くてスタイルもいいし。
この子が部屋がものすごく汚いなんて…。

[ブクログ · ★★★★☆]

つれづれノートの番外編として楽しく読む。
決してガイドブックとして読むのではない。
文章と写真が４対６くらいかな？
かんちゃんがすっごくかわいくなっていて
その写真を見ただけでも満足。
あの小さかったかんちゃんが・・・って。
自分も娘がいるので、日々確執がありながらも
最終的には親子で旅行できるようになったり
するかなぁって、ちょうど子供の性別も年齢差も
同じなのでイメージしながら楽しく読んだ。