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コンサルティングファームが駆使する戦略思考・問題解決の手法、組織マネジメントの考え方を学ぶことで、あなたの仕事は劇的に変わる。企業課題の本質を見極め、最適なアクションをとるための方法論を豊富な企業事例と、情報分析のツール、思考のフレームワークを例示しながら分かりやすく解説する。
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Posted by ブクログ
とにかくわかりやすい、マーケティングバイブル(iPod、DAKARA、オデッセイ、メリット、etc.)
コンサルタントの目線で、企業戦略と問題解決の手法を述べた本。 前著の「実践LIVEマーケティング実践講座」もそうであったが、本を構成が分かり易く、比較的楽に要点を理解することが出来る。 企業が市場で勝つための課題を抽出し、具体的なアクションに落とし込むための方法論を、豊富な企業事例や情報ツール、...続きを読む分析の為のフレームワークを紹介しながら解説。 問題解決のステップとしては以下の通り。 課題の本質をあぶりだす → 課題解決の糸口を探す → 問題解決に当たっての仮説を立てる → 仮説を検証し軌道修正する これらのステップはどれも重要だと思われるが、一番重要と思われるのが、問題解決の糸口を探すことでは無いかと思う。 本書ではその糸口を掴むための力としてコンサルタントに必要とされる能力を「インサイト(洞察力)」と言っている。 社内の状況・市場の情報を集めれば集めるほど、そこから編み出される解決策は、抽象的だったり、飛躍して各論的だったり、また解決策が影響を与える要素にトレードオフがあったりして、決定するのは難しい。 その中で既存の切り口ではなく、違った切り口から解を求めることも重要となり、その為には「インサイト」を高めていくことは重要としている。 次に仮説構築力が重要な能力となると考える。 センスのある仮説を立てるための必要条件は以下の3つという。 1) 感度・・・ 小さな現象や変化を捉え仮説に展開して行く 2) 客観性・・・自分の経験知に加え客観的な目を持って纏められる 3) 実行力・・・時間やコストの制約がある中で効率よく一時仮説を検証する 無論仮説は検証後に軌道修正することが前提となるが、良質な仮説を導き出すためにはこれらのポイントは欠かせないと考える。 これらの解決策を取りまとめた後、コンサルタントとして(乃至は社内のプロジェクトマネージャーとして)重要なことは、如何に顧客・社内で実行してもらうかということである。 その為には纏め上げた解決策をいかに対象者の心に届かせるかが、戦略構築・解決策考案と同じぐらい重要となる。 プレゼンテーション手法については、種々専門の本が出版されているが、本書では前半の問題解決策の検討に紐付いたプレゼンテーション手法の解説となっているため、一連の流れとして分かりやすく捉えることができる。
コンサルティングって何?という具体的な入門書。課題に対する問題解決のアプローチとそれを如何に共感して実行に移すかのプレゼンテーションスキルについてが主なテーマ
実際に辿る道筋に沿ってコンサルティングの各段階について説明してあるので、分かり易かった。 入門書として優れていると思う。 今後も折にふれて参照したい。
素人にもわかりやすく、すらすらと読めるようになっていると思います。 具体例がわかりにくい本が多い中で、私でも読める!と思ったのは この本位でした(苦笑) もう一冊も読んでみたいなと思える本です。 ただ、知識がある方には当たり前すぎるのかもしれません。
著者は、慶應大学教授の須藤氏である。東大院卒ー博報堂マーケ局ーアンダーセンー シュローダー・ベンチャーズ(企業投資業務)ーベインー後にパートナーというキャリア の持ち主。こういった人生って結構面白そうだなって思う。ちなみに公認会計士。 内容は、タイトルにあるとおり「実況LIVE」というのが特徴にな...続きを読むっている。 つまり、まずコンサルって何?何が目的?何するの?から始まり、課題本質抽出、 仮説構築、実行そして、プレゼンの具体的示唆って感じ。 総論としては、一つの「コンサルティング流れの概要」を知るには良いと感じる。 まぁ、そこが上記で述べたように本書のポイントでもあるから。それ以外のフレームワーク や考え方等は既知の内容。しかし、プレゼンに関しては結構詳しく書いてあるので、 参考になるかもしれない。 それにしても、使っているフレームワークって結構同じ。つまり思考の整理方法は 各コンサルで同じという事。しかし、そこからのアウトプットに大きな差が生まれる。 その理由には、仮説力・洞察力・推理力・想像力等の色々なファクターが影響を与えている のだろう。そこはやはり地道に鍛えるしかないな。(ただスタート地点に立つという意味で、 ツールを知っている事は重要) また、本書の中で「ふーん」って感じた(笑)所は、 1.コンサルは、「課題解決能力・プレゼン能力・プロマネ能力」の3つを必要とする。 2.課題解決フロー「目的ー状況の棚卸しー本質的問いかけー答えを出す」 3.良質仮説構築には、マクロとミクロの両方の視点が必要 まぁ、ふーんって感じなので・・・。 しかし、実際のフローの中で適切に構造を理解し、物事をマクロとミクロで観察、 適確な意見を言うのはなかなか高度だと思う。5分程度の立ち止まる時間があれば、 出来るような気がするのだが、色々な意見が流れに流れ、その意見も飲み込みかつ、 構造的に頭に描くには、やはり自分自身に「構造・構造、マクロ、ミクロ」と ぶつぶつつぶやくぐらい言い聞かせないと、すぐ反駁したり、その場その場の意見を 言ってしまう。 っと、本書の趣旨とずれてしまったが、後半の一つのデータで複数のキーメッセージを 構築する箇所は、多少の参考になると思う。実際、データを俯瞰する時にそういった 捉え方を出来ていない事もあるので。 以上
コンサルティング業界を知らない学生が読むとしたら★4つ。すでに、コンサル関係の本を読んだことがある社会人ならば★2つ。
図が分かりやすく参考になるので購入しました。 後は他の方が仰っているように少し文章が長く要約し切れていない部分が多いかなと感じました。 フレームワークの使い方だけに触れているのではなく、気付きのポイントがどこにあるのかに触れている部分が参考になりました。
コンサルティングのノウハウを学びたいと思って購入した本ですが、なかなか手ごわい本でした。 「戦略思考による課題解決とアクションプラン」というサブタイトルがついていますが、現状分析から問題解決、プレゼンテーションまで一通りを様々な事例を交えて実況解説してくれます。 ただ、この本の問題は文章が長いこと。...続きを読む 確かに長文をきちんと読んで理解することは大事だと思います。 簡単な本ばかり読んでるから読解力がないんだといわれるともっともです。 相当集中して読まないとどこが大事なんだか、どこで段落が切れるんだかさっぱりでした。 内容的にはいいんだと思うのですが…
2011/05/25 後半結構読み飛ばしてしまった。 この本が悪いわけじゃなく自分の目的意識が薄くなったから。 他にしたいことがあったから目的意識が薄くなったので 改めてまた読みたい。 要所要所にいいこと書いてあった。 グラフの作り方とか参考になる! また会う日まで!
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