Posted by ブクログ
2015年03月18日
作者自身の描写が、目と眉だけなのに妙に気持ちが伝わる。作者の心理状態もビンビン伝わる。
この人は本当に表現力がある。
死の淵から復活し、この時の経験を作品にするということは自分の中でかなりの葛藤があったことと思う。
それでも書籍化してくれたおかげで読むことが出来たのだから、心から感謝を述べたい。
...続きを読むこの作者は芯の強い人だ。
何しろあの状態になっても、自分のことを嘆かない。
以前の生活や無理していたことを反省はすることがあっても、泣くことはあっても「なぜ自分がこんな目に?」という嘆きの涙をみせることは無い。
一歩一歩、確実にやりこなしていく。
そして周りの人への感謝を胸に刻んでいく。
だからこそ、自分に勝つことができたのだと思う。
この書籍を読んだ後、登録してそれっきりのpixivを見に行ったりして(^^;どーも自分のやることはズレている。