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Posted by ブクログ 2019年04月05日
子どもに貧困を押しつける国・日本。山野良一先生の著書。子どもたちのため、将来ある若い世代のために、我慢するのが人間として正しい道。それなのに今の日本は子どもに貧困を押しつける国になってしまっている。無責任で醜悪で身勝手なほど自己中心的な利己主義、後世の人たちにそんな風に後ろ指を指されないか不安になっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月20日
自分自身が貧困家庭で育ち、学歴を得て今では社会階層を登った身としては複雑な感想だ。学部に入学した時の国立大授業料は20万、4年後の大学院は40万。大学院はさすがに学費が捻出できなかった。授業料免除の恩恵を得たのと、毎晩のアルバイトで辛くも卒業できたが、授業料免除は誰もが使える制度ではなく、貧乏人が高...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月27日
親の経済的困難が子どもに及ぼす影響として、不健康、虐待、親の長時間労働、ストレス、心身の未発達、無力感・ボイスレス、親族・近隣から孤立、不十分な衣食住などが挙げられる。大人の貧困は見えやすいが、子どもの貧困は親に隠れて見えにくい。文化的な資本の不足なども起こって、小さい頃に触れるべき教養も受けられな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月26日
・日本は失業率が著しく低いのにも関わらず、貧困率は先進十五ヶ国の中で高い部類だと言える。OECDの中でも最も高い就業率を示している。→ワーキングプア状態
・経済的格差が子供と触れ合う時間の格差を生んでしまっている。世帯収入が少ない家庭ほど、仕事に費やす時間が長く、育児に費やす時間が短い傾向が表れて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月15日
考えさせる数字が列挙されており、説得力がある。解決策も示唆的。
・ここ25年を見ると、子どもの貧困率は好景気によって好転するものではない。
・日本はシングルマザーが就労している率がOECD中で一番高い。
・日本の父親の場合、平日子どもとふれあう時間はないが、収入によって休日ふれあう時間が変わる。
...続きを読む
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