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今、雑草に興味と関心をもっている人が世代を超えて増えています。足元の自然を見直そうという気風が生まれているのかもしれません。雑草をテーマにした本の多くはイラストか、いわゆる図鑑がほとんどでが、本書では雑草の特徴をキリヌキ写真と生態写真を駆使した美しい画面で紹介した、図鑑と美術書と実用書を併せ持った今までにない本に仕上がっています。身近な雑草80種を選び、それぞれの雑草の呼び名と名前の由来を紹介していますので、見て、読むだけでも楽しむことができます。
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Posted by ブクログ
道端や空き地など様々なところに生える雑草を写真で紹介した事典。よく見かける代表的な野の草花80種。
精密な植物のスケッチで紹介されている植物図鑑は多いのですが、これは植物の写真が見たまま載っています。
ヒルザキツキミソウは植物を採ったそばから傷んでしまっていたようで、写真を撮られるのに苦労なさったようです。何気なく野に咲いているまま撮られたように見えるけど大変なんだなあ。
見やすくて、植物が何なのかとても分かりやすいです。野外でこれなんだろう?っていう草があったら、見て確かめるのにいいなと思います。
後書きのところに「雑草という言い方はあまり好きではない」旨の言葉があって少し嬉しいです。
植物好きの人はそうだよなあ。人間の都合で雑草と十把一絡げにしているだけで、それぞれの植物の特徴や花のかわいさや季節感とか、いろいろあるんだよなあ。
Posted by ブクログ
「“春の七草”の呼び名とその由来」
1月7日の朝に食べる「七草粥」は、邪気を払い、万病をはねのけるといわれています。七草は「せり なずな おぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」(作者不詳)と古歌にも詠まれており、長く日本の慣わしとされると同時に、お正月に疲れた胃を休める粥という意味でも食されてきました。
本日はその七草の呼び名と由来をお届けします。
* * *
■芹(せり)
水辺や湿地に生えるセリの若葉のさわやかな香りは、まさに春の香りです。春は葉だけで、夏に花茎を伸ばし白い小花をつけます。
■撫菜(なずな)
七草の頃のナズナは、ロゼット状の根生葉(こんせいよう)で、葉の切れ込みも様々です。春に咲く小さな花はアブラナ科特有の十字形です。
■御形(おぎょう/ハハコグサ)
オギョウ(ゴギョウ)と呼ばれるハハコグサは、早春には白い毛に覆われた葉を地面に広げています。昔は草餅の材料にしました。
■繁縷(はこべら/ハコベ)
ハコベというとコハコベかミドリハコベを指すのが普通です。カナリアなどの小鳥の餌には欠かせません。
■仏の座(ほとけのざ/コオニタビラコ)
コオニタビラコが現在の標準和名です。春の七草のうち、最も見つけにくいのがこの草かもしれません。
■鈴菜(すずな/カブ)
カブのことで、日本古来の代表的な野菜の一つといえます。古事記や日本書紀にも記されており、冬の大切な栄養源でした。
■清白(すずしろ/ダイコン)
ダイコンのことで、特に葉の部分をいいます。春の七草の中では一番大きいその葉は、ビタミンAなどが豊富な栄養野菜です。
~『雑草の呼び名事典』(亀田龍吉)より
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