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Posted by ブクログ
「落葉帰根」という言葉を教えてもらったのは
もうずいぶん前のことだった
その時は戦争に関する一つのキーワードとして
記憶していたような気がする
この一冊を読み進めていて
何度も蘇ってくることばが
この「落葉帰根」だった
壮絶としか言いようのない
満州からの引き上げの中
運命としかいいようのない
満州残留孤児である
城戸幹さん(孫 玉福)の半生を
辿るノンフィクション
時代が文化大革命の時代であったこともあり
想像を絶する事柄が次から次へと
襲い掛かってくる
第一部の
それだけでももの凄い衝撃的な内容である
のてすが
第二部として
城戸幹さんの娘さんである著者の久枝さんが
中国と関わっていく物語(ノンフィクション)が
その上に丁寧に重ね合わされて
語られていく
私たち日本人は
被害者の子供である
でも
加害者の子供でもある
ことを
静かに 考えさせてもらえる
すばらしい一冊です
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