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第39回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作! 日本と中国の国交が断絶していた文化大革命のさなか、中国から奇跡の帰国を果たした日本人の戦争孤児こそ、私の父だった――。2つの国の間で翻弄された父は、どんな時代を生き抜いてきたのか。21歳で旧満州に飛び込んだ著者が、戦争のもたらす残酷な運命と、歴史の真実を鮮やかに描き出した傑作ノンフィクション。
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Posted by ブクログ
「落葉帰根」という言葉を教えてもらったのは もうずいぶん前のことだった その時は戦争に関する一つのキーワードとして 記憶していたような気がする この一冊を読み進めていて 何度も蘇ってくることばが この「落葉帰根」だった 壮絶としか言いようのない 満州からの引き上げの中 運命としかいいようのない ...続きを読む満州残留孤児である 城戸幹さん(孫 玉福)の半生を 辿るノンフィクション 時代が文化大革命の時代であったこともあり 想像を絶する事柄が次から次へと 襲い掛かってくる 第一部の それだけでももの凄い衝撃的な内容である のてすが 第二部として 城戸幹さんの娘さんである著者の久枝さんが 中国と関わっていく物語(ノンフィクション)が その上に丁寧に重ね合わされて 語られていく 私たち日本人は 被害者の子供である でも 加害者の子供でもある ことを 静かに 考えさせてもらえる すばらしい一冊です
中国残留邦人となった著者の父親、祖父、著者自身を描いたノンフィクションの名作。 戦後の混乱、文化大革命、満州国軍、帰国後の苦難、面子の文化、反日教育、そして親子の絆など、歴史から現代に繋がる読みどころが満載である。 絶望的な苦難の末に、日本に帰国する事となった息子が、敵国の子供を育てあげた母親との...続きを読む別れのシーンは、本当に泣ける。 2018年現在で、マイベスト・ノンフィクションです。 ここまでの作品までの作品にできたのは、著者の父親や祖父の几帳面な血統を著者が受け継いだのだと思う。
「日本人が日本で日本人として生きる」 当然のことが難しい状態に陥る。 そのようなことにはなりたくないなぁ。。。
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あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅
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