９割の人が間違っている化粧品「効きめ」の真実

近藤須雅子

「どの化粧品がいいの?」「何を買えばいい?」「高いほうが、やっぱり効く?」「化粧品でシミは消せる?」──30年近く美容情報の最前線を走ってきた著者が明かす、化粧品の“ほんとのところ”。雑誌やネットでは読めない、医者でも書けない、“そうだったのか! 化粧品”。これまでのギモンが解けて、化粧品やスキンケアを見る目が変わる! 世に飛び交う断片的な情報とは一線を画す、正しいコスメ・リテラシーが身につく本。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / ファッション・美容
• 出版社: 講談社
• ページ数: 162ページ
• 電子版発売日: 2014年09月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[よる · ★★★★☆]

自分なりのコスメ選びの一助に

スキンケアのラインを変えるにあたって色々なコスメを調べていたのですが、選択肢がありすぎてワケが分からなくなっていたところ、たまたまこの本を知りました。

いつも何となくでコスメを選んでいた私のような人には、有益な本だと思います。
日本の化粧品・美容業界の事情や歴史、薬機法（執筆当時は薬事法）の縛り、コストのことなど、勉強になりました。
執筆のトーンも、特定のメーカーを推すわけでもなければ、安い業界ものにありがちな「闇を暴く」みたいなスタンスでもなく、読みやすくバランスの良い書き方だと思います。

「美容液3本くらいの効果がある」本だと前書きにありました。
3本分かはわかりませんが、手当たり次第色々な化粧品を試す前に、読んでみる価値はあると思います。自分なりの化粧品選びの基準を設ける上で、助けになる本だと思いました。

元々単行本のようなので仕方ないと思いますが、価格の割にページ数（文字数）がやや少ないように思いましたので星4としました。
2014年に書かれた本です。通販コスメが増えた現状なども反映した最新版があれば読んでみたいなと思いました。

[ブクログ · ★★★★☆]

最小限必要な化粧品は、洗顔料と保湿剤と日焼け止め。海外だと日焼け止めは医薬品扱い。
高級化粧品を使うメリットは、「素敵なバッケージに香り、テクスチャー、ブランドネームの優越感など、何より自分にお金をかけているという満足感を味わい、楽しむもの。

[ブクログ · ★★★☆☆]

化粧品販売員や雑誌では教えてくれなさそうな、使用者目線で説明。
よく分からないけど、良さそうだから何となく使っているものたちの必要性を教えてくれます。