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Posted by ブクログ
偏屈でこだわりのあるスクルージのような老人をあの手この手で孤独死から救うべきとは全く思わないが、自分自身が気をつけようと感じるポイントが多かった。老後は田舎で、のような風潮もあるが都内の駅近で持ち家が最強なのでは、と感じた。持ち家賃貸論争は老後の賃貸契約のしにくさを考えると持ち家に分配が上がる気はする(老人ホームもあるが、なり手不足と需要の増加で今後は入るのが難しい気もする。)
これは10年前にかかれたものだが、10年後の今少子高齢化は爆発的な加速を見せている、孤独に死なないため周りの人や社会との関係は断ち切らないようにしようと思った。
Posted by ブクログ
看取る人もなく、ひとりで死ぬ。このような事態がどれほど、どこで、どんな環境のもとで発生し、それがどうしてなのか、どう捉えて対処すべきなのか、について書かれた本。
いろいろなデータが示されていて、それはそれで納得のいくものだけれど、孤独死、もしくは孤立死が増加したのは、何よりまず病院で死ねなくなったからではないのだろうか。もちろんだからと言って病院で死ぬことが必ずしも肯定されるべきではないけれど、「医療」という立場が「死なせたら負け」というような勝負事としての捉え方である限り、この状況は変わらないと思う。
それから、この数十年で一番変わったのは一人の人間の生きる範囲の拡大であるように思う。親の世代は故郷を一歩も出ないことが珍しくなかっただろうけれど、今は故郷どころか国を出てしまう場合だって珍しくもない。高齢者が単身取り残されるというのは当たり前のことなのだ。孤独死は別に異常ではない。ただ、それが「発見されない」ことが異常なだけだ。それについて著者は「死の社会化」が必要だと説いている。おそらく、ごく最近まで「死」はコミュニティで共有する事象だった。高度経済成長期だけが例外的な時期だったのだろうと思う。もう一度コミュニティを再編して、新しい形で弔いを共有することは確かに必要になってきているのだろう。
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