20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

1,045円 (税込)

5pt

4.2

20世紀に描かれた絵画は、それ以前の絵画が思いもしなかった無数の認識をその背景に持っている。「具象/抽象」「わかる/わからない」の二元論に別れを告げる新しい美術史。

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20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     絵画鑑賞の醍醐味は、感覚的な「好き嫌い」にとどまらずその絵画を正しく「理解する」ことであり、人間関係同様相手を「わかる」ことで単なる「好き嫌い」以上のより深く分かちがたい関係を築けると著者はいう。
     本書の軸になっているのは抽象と具象の二元論だが、二次元と三次元、物語性とコンセプチュアルなど、絵画

    0
    2015年11月17日

    Posted by ブクログ

    これはよかった。
    20世紀絵画というものをどのように捉えるべきか、という指針(“まなざし”とでもいうのだろうか)のようなものを呈示してくれていて、しかもそれらが作品ごとに章立てされているので、非常に分かりやすく、自然な形でそれを受け取れた気がする。

    私たちが絵画を見るときに感じる「わかる」/「わか

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    私たちは、ある絵画作品に出会い、そこに何が描かれているかを「再認」しえたとき、その絵を「わかる」という。
    しかし、なぜそれほどまでに私たちは絵を「わかろう」とするのだろうか?
    20世紀に描かれた絵画は、それ以前の絵画が思いもしなかった無数の認識をその背景に持っている。
    そして、絵とは具

    0
    2011年04月08日

    Posted by ブクログ

    いわゆる「わかる」写実的な絵画というのは近代の人間中心主義が成立したごく限られた時期と地域のものでしかない、という主張は説得力あり。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    記述の仕方が理論的というか仰々しいというか。でも、感覚だけで鑑賞した人の記述よりは得るものがある。というかものすごく勉強になる。
    東欧の絵画は筆者もいうように衝撃的だった。必見。
    新書としてはいい本と思われ。

    0
    2010年03月11日

    Posted by ブクログ

    序章 『モナリザ』も『黒に黒』もわからない?(わからないから嫌い?
    新たな謎 ほか)
    第1章 抽象絵画の成立と展開(平べったい裸婦―マネ『オランピア』
    行く川の流れは絶えずして―モネ『陽を浴びる積み藁』 ほか)
    間奏 “旧東独美術”の見えない壁
    第2章 具象絵画の豊饒と屈折(風景の形而上学―ベックリ

    0
    2009年10月04日

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