初恋ダブルエッジ（４）

小田原みづえ

絶望的なすれ違いを超えて、絆を深めあった女子高生・謡と、ギター職人の戸野田譜。そんな二人が、つき合ってから初めて迎える春――戸野田の勤める工房に、大学生・すみれがやって来る。家が工房の近所ながら、久しぶりに顔を出したという彼女は、戸野田や工房のみんなとも知り合いの様子。初対面の謡とも、共通の話題で意気投合するが、すみれの視線の先には、他の人物が見えていて―――？ 出会いの季節に、新たなトラブル勃発!? 大人気の歳の差ラブ、新章突入です♪

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 双葉社
• 掲載誌・レーベル: KoiYui（恋結）
• 電子版発売日: 2015年10月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 71MB

[はな · ★★★★★]

完結作品4巻

久しぶりに読んでレビューします。修平の事とかこんなに伏線引っ張ってたかなぁとか思いながら覚えてない部分もあり、ストーリー展開も楽しめながら読んでます！とのさんは何度読んでもカッコいい

[ブクログ · ★★★★☆]

すみれちゃんが登場。
彼女の切ない片思いの部分が修平にリンクしていく。
とのさんが誕生日プレゼントを探しているところに行き合って、
謡に言うなと言われて、
「言いませんよ。あの人の誕生日ぶち壊したいわけじゃないですから」
と返すのが流石。

「あんまり他の男の話をされると弟相手といえどオオカミ様も妬くんですよ？」
と言ってくれるのとても良い。

謡ちゃんが頑張るのが楽しいと思えているのが素敵だ。
キスされて、怖くなくて嬉しいって思えてよかった。
娘に彼氏が出来たと聞いて、良かったねって涙するお母さんも可愛らしい。

とのさんが謡ちゃんの誕生日に
取り敢えずカップケーキをくれるけれど
その紙袋にスタジオのみんなの寄せ書きがあるのが好きだ。

泣いているのを目ざとく気がつく修平くんが流石で。
「なんでもっと うまくやって くれないの?
そうしたらおれだって もっと上手に諦められるのに」
という台詞が切ない。