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柔らかく重く暗く
ストーリー的には表題作他2篇もダークな内容が含まれているのに、柔らかな絵のトーンがそれらを包み込んで一気に読ませる。
一読で語るには消化不良。
Posted by ブクログ
巴里子さんコミックス2冊同時発売、両方ともスゴく好み…! 三村と片桐はもちろん、こちらも一冊丸々とても良かった(*^□^*)
表題作は、やり手だけど人格的に難アリの若社長と、彼に世話係として目を付けられた大学生の話。 これ1話だけだとただのツンデレ誘い受け?って思うけど、続編と描きおろしがもの凄く切なかったっ(;∇;)
生命の源の食事について、なんか考えさせられたなぁ…ごはんが美味しいと思えるのは、なんて健全で素晴らしい事なのかしら。 巴里子さんの作品はコメディでも心に残るセリフやシーンがあるけれど、こういうシリアス寄りの作品も深くて味がある。
2人の関係はまだ発展途上だけど、見守りたいなぁ〜。 こちらも続編希望(笑)
収録作では「さめたキスで起こしてよ」がキュンキュンきたっ(≧∇≦) さすが安定のツンデレ受け〜(笑)
巴里子さんは短編上手いと思う。 エロもキチッと入れた上で、話も面白い。 でもキャラもみんな魅力的で素敵なので、ぜひ長編も読みたいな〜♪
Posted by ブクログ
「お前のほうがタイプかも」
母親のセフレだという美少年がそう囁いた。
その日から、俺は千歳と名乗るその青年に援助を受けている。学費と生活費の見返りに食事をつくり、たまにキスをする。
それが俺の「仕事」だ。
彼は幾つもの顔を持っている。仕事が出来る有能な社長、女にも男にもだらしないろくでなし、俺の作った飯しか食べない偏食家…深入りしてはいけない、この男を愛してはいけない、そう 言い聞かせてきたはずなのに―――。
BL界の鬼才・倫敦巴里子が描く究極の愛!
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「腹ペコ蜘蛛と長い階段」「セッキンソウグウ」「さめたキスで起こしてよ」 収録
どのお話もとても良かったです。作者に期待していた通りの作品ばかり、でした。
「腹ペコ蜘蛛と長い階段」は、受に囲われて身辺の世話をするマジメ大学生×ヒモみたいな若社長のお話。
エゴ的な恋愛なのにドス黒くなくてピュアなのがすごくいいです。高圧的な誘い受がたまらない。
「セッキンソウグウ」は田舎の若医者と変わり者の画家のお話。
ほんわかしていて温かくなるかわいいお話でした。
「さめたキスで起こしてよ」は、八方美人な王子様な医者×クールな研修医のお話。
攻のヘタレ具合とか、受のもどかしい感じとかが好みすぎてやばかったです。すごく好き。
内容もきれいにまとまっていますし、きゅんきゅんどころもあり、とても良かった。お気に入りです。
Posted by ブクログ
表題作は、母親のセフレだった男の世話をする見返りに学費と生活費を援助してもらっている孝生の話。
千歳は社長としては有能な仕事ぶりですが、私生活は男とも女とも奔放に関係するだらしなさ。孝生は偏食のはげしい千歳の食事をつくり、健康管理に気をつけることだけが仕事だと肝に銘じ、深入りしないように注意を払っていたのですが。
ビジネスライクな関係と思っていたのは孝生ばかりだった?千歳は軽い雰囲気でからかってきているように見えたけど、そこには孤独で愛に飢えた切ない男心が隠されていたんですね。墜ちてきてほしいと待ちかまえる蜘蛛のように、糸を張り巡らして。
孝生のメシしか食えないって、どんな甘えっ子さん!?でも、美味いもんじゃなくていいっていうところがキュン。孝生の手作りであれば何でもいいんだ~
千歳の子供時代を知ると、その理由も解明されます…
孝生は面倒見が良くてやさしいけど、なにしろ18歳のDTですからね。Hでは千歳がリードして手ほどき!DT攻め、ツボでした。
他にも短編が2本。
「セッキンソウグウ」は、画家と医者の田舎ののんびりした風景とうまく合ってる甘いラブストーリーでした。勘違いっぷりがすごくて思わず笑っちゃいました。ほのぼの。エロなしだったけど、よかったです。
「さめたキスで起こしてよ」も、白衣モノ。外科医と研修医です。ちょっと重そうな過去を背負った岩佐に、かなりシリアス…?と思ったら。やっぱり、岩佐って人たらしで女たらしですね~!だまされた。エロあり笑いありで楽しかったです。
粒揃いの短編集でした。
表題の話が一番印象的。どういう経緯で母親と社長はセフレになったんだろ?
援助を受けている大学生(攻)×援助している社長(受)の数年後が気になった。
現時点では大学生(攻)の経験不足や社長(受)の拗らせが目立つけど、数年後なら立場が変わるし。
想いに気づきたくない攻めと、堕ちてくることを狙う受けとのせめぎあいが好き。
別の女に使った使用済みゴムを口も縛らずゴミ箱へ捨てるところは好きじゃないけど、
「寝ていいのはキスマークをつけたままでも平気な相手だけだ」と縛るところは好き。
『幸せを与えてくれる人じゃなくて地獄への道連れが欲しい』
社長はたぶん「共依存」を狙っているんだと思うけど、二人の未来はもう少し明るい気がする。
匿名
厄介で、魅力的な蜘蛛
表題作が1番好きなのですが、、、
この話はいつ読んでも面白い。
倫理観なんて言葉はいらないね。
母親のセフレとして、出会った千歳と孝生。
千歳は、貞操観念ゆるゆるで〜飽きたら相手を捨てる男なんだけど、なんでか読んでいて〜千歳をクズとは感じないんだよね。
千歳と孝生の共通点は、家族との関係が気薄な所よね。
千歳は、孝生と最初に会った時に〜いろいろ見出していたんだね。好みも含めwww
幼い頃、孤独だった千歳。
自分自身のパートナーとしても先を読み、孝生に援助し、世話と言う理由を付けて傍に置く。
千歳も孝生の作るご飯以外は、食べられない。
自らも、孝生に命を預けたも同然の行為。
そして、孝生もどんどん絆されて行く。
お似合いのカップルなのに、恋する2人のその後が、もっと読みたかったです。
しかし、幼い頃千歳が、札束を差し出して、尾瀬さんにごはん作って、のシーンは胸が痛かった。
お金があっても、買えないものがあるよね。
尾瀬さんご夫婦がね〜温かい人達だったわ。
その他、2作も心にグゥと来るストーリーでした。
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