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鎖国のため、諸外国から100年以上遅れた状態から、わずか20年あまりで「列強」と呼ばれる世界の大国の一員にまでのしあがった明治維新期の日本。当時、あの福沢諭吉の『学問のすすめ』と肩を並べる大ベストセラーがあった。「天は自ら助くる者を助く」という言葉で有名な、中村正直による『西国立志編』(1871年)である。スマイルズの名著『自助論』を翻訳したこの本は、100万人以上が読んだといわれる。本書は、その全13編318項目をわかりやすい現代語訳にしたもの。日本という国が、世界中のどの国も真似できないような飛躍的な発展を、1度ならず2度までもおこなうことができた源泉がここにある。成功へのアドバイスが満載の1冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年08月01日
我が意を得たり。
僕は10数年ナポレオンヒルの「思考は現実化する」を座右の書としてきましたが、西国立志編が加わりました。
内容としては重なるところが多いです。
日本人が明治維新期のベストセラーとして愛読してきたのがよくわかりました。
スマイルズの「自助論」の訳書ということですが、日本人向けの内容にな...続きを読む
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