首斬り朝(6)

首斬り朝(6)

440円 (税込)

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勘定奉行の大久保が、幕府の財政逼迫から死罪人の首斬り費用を軽減しようと、ふた月ほど斬首を取り止める事となった。だがそのため、牢房は収容能力を遥かに超えてしまい、作造りと呼ばれる平囚を殺して囚人の数を減らす事が横行する。結果、平囚達の大反乱が起こり、江戸行刑史上に残る非常事態を引き起こしてしまった……。

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首斬り朝 のシリーズ作品

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 首斬り朝(1)
    440円 (税込)
    幕臣ではなく浪人の身分のまま、御腰物奉行や町奉行の依頼を請け、刀の斬れ味や鑑定を行なう御様(ため)し御用の三代・山田朝右衛門。朝右衛門には、家督を継ぐ時に、父の命で、蔭腹を切った父の眉間をたて割りにし、初めての首打ち様(ため)しに、愛した女の首を斬り落としたという凄まじい人生があった……。
  • 首斬り朝(2)
    440円 (税込)
    冷感症で男に興味を示さない芸者のお艶は、花火を見ると濡れるという奇妙な性癖を持っていた。連続付け火騒動の中、お艶こそが犯人ではないかと目星をつけた火消しの惣吉は、お艶の火狂いを証明して町方に逮捕させる。だがお艶は二重人格で、自分の行なった火付けの記憶を持っていなかった……。
  • 首斬り朝(3)
    440円 (税込)
    弟を様(ため)し物にされた恨みで、朝右衛門の屋敷の門前に糞尿をぶちまけた矢場女のお俊。しかし朝右衛門は、お俊の泥酔状態を見て、黙って見逃した。それを見ていた町のチンピラどもが、お俊と同じ様に朝右衛門邸の門前に糞尿を撒くが……。
  • 首斬り朝(4)
    440円 (税込)
    秩父地方に旅で月泉寺を尋ねた朝右衛門は、尼の浄恵が襲われた現場に出くわした。浄恵は犯された上、意識不明の重態となっている。襲ったのは橋場の辰之助を首魁とするゴロツキ三人組。たが、辰之助は公儀御用達の造り酒屋の跡取り息子。息子を助けようと辰之助の父は策略をめぐらすが……。
  • 首斬り朝(5)
    440円 (税込)
    斬首の様子を描いた無惨絵が話題になっていた。絵師の河井穣風(かわいじょうふう)は写実に徹したいと、是非とも朝右衛門の首打ち現場を見学したいと申し出る。断り続ける朝右衛門だったが、穣風が“生き様(だめ)しの勘右衛門流”と恐れられた山野勘右衛門の娘だと知り、同じ境遇に育ったことを感じ取る……。
  • 首斬り朝(6)
    440円 (税込)
    勘定奉行の大久保が、幕府の財政逼迫から死罪人の首斬り費用を軽減しようと、ふた月ほど斬首を取り止める事となった。だがそのため、牢房は収容能力を遥かに超えてしまい、作造りと呼ばれる平囚を殺して囚人の数を減らす事が横行する。結果、平囚達の大反乱が起こり、江戸行刑史上に残る非常事態を引き起こしてしまった……。
  • 首斬り朝(7)
    440円 (税込)
    朝右衛門に恐ろしい相手の首斬り命が下った。五つの縄張りを持つ渡世者、常に長脇差を帯びて歩く三つの渡世者を“五縄張り参長脇差(ごばりさんどす)”というが、これら全ての渡世に顔の利く葛西の肥汲み・百尻組の跡取り息子の首である。罪状は明らかなのだが、肥汲みをはじめ、香具師、博徒、火消し、折助など多くの者達を敵に回す事になってしまう……。
  • 首斬り朝(8)
    440円 (税込)
    『畳捕り傘次郎』でシリーズ化された傘次郎の話が収録された異色の章。同心の傘次郎が、河童の刺青をした女に十手を取られてしまう。叱責され、必死で盗んだ相手を探す傘次郎だが、他にも多くの与力・同心の十手や奉行・火盗改の刀が奪われる。河童の刺青をした女の目的とは……。ここで傘次郎と新子との出会いがわかる。
  • 首斬り朝(9)
    440円 (税込)
    妖しげな祈祷や悪霊落しで、幾人もの犠牲者を生んできた老巫女・もん。死罪となっても、狂人のような振舞いで牢役人達を手こずらせていた。正気を失っている者の首は打てぬと、朝右衛門はもんの入っている牢に同衾するが…。
  • 首斬り朝(10)
    440円 (税込)
    仕置き場の片隅に咲いていた花を、自分が処刑される土壇場に飾った男。首を斬られる前に、一席うかがって逝った噺家。処刑直前の様々な人間模様…。それらを全て受け止め、心に呑む朝右衛門の優しさが胸を打つ……。
  • 首斬り朝(11)
    440円 (税込)
    鉋(かんな)にかけては江戸一番を自負する、大工の藤兵衛。斬首に臨んでも、鈍らで打たれるのは我慢ならないと、朝右衛門の鬼庖丁の切れ味を確認した。互いに職人の矜持を見せた一幕…。死に臨む罪人達の、様々な人生のこだわりが語られる。
  • 首斬り朝(12)
    440円 (税込)
    再び『畳捕り傘次郎』でお馴染の同心傘次郎の活躍が収録された異色章。同心傘次郎の妻・河童の新子に、十手を持たせる事が決まった。戸惑う傘次郎だったが、新子は懸命に仕置録述を勉強して夫の役に立とうと努力する。女の変死体を検分した時、新子は見事な推理で事件を解決に導くのだった…。

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首斬り朝(6) のユーザーレビュー

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    購入済み

    納得のいかないストーリーも多い

    2016年02月27日

    3連発の火縄銃で何人も撃ち殺した足軽にびびっていつまでも確保出来ずに老同心が自分が撃たれながらも下手人を確保する話、変ですよ。3連発と言っても3発撃ったら火薬と弾を詰めなきゃ次を撃てないし時間がかかる。びびる必要は無いのにね。

    0

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