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伝えるだけでは不十分!
言葉の意図を「伝える」ことと、言葉で相手の心を「動かす」ことは違う。
コピーの名作や自作を例に、売り手目線の「売り言葉」と、買い手目線の「買い言葉」という独自の整理で、人の心を捉えて行動へと結びつける「動かす言葉」の秘密に迫る。
日本たばこ産業(JT)「大人たばこ養成講座」、「あなたが気づけばマナーは変わる。」や、日本郵政「年賀状は、贈り物だと思う。」など、人の心を動かす広告コピーを数多く手がける著者が、コピーにかぎらず、あらゆる場面でのコミュニケーションに役立つ言葉の発想法を紹介するとともに、長年の経験から導き出した自らのライティング法について記した一冊。
■目次
序 伝えるのが苦手な僕らへ
第1章 広告コピーは「売り言葉」と「買い言葉」でできている
第2章 「売り言葉」を考える――振り向かせるための発想法
第3章 「買い言葉」を考える――共感を呼ぶための発想法
第4章 「売り言葉」と「買い言葉」のまとめ
第5章 人の心を動かす言葉
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
広告のコピーを考えるとき
やはり、売り言葉になってしまうのだな。
と思っていた。
それを明快に 売り言葉と買い言葉に区別して
その目線の違いを 整理して 解説する。
世の中には たくさんのコピーが 満ち溢れ、
そのなかで、きらりと輝く コピーが うまれている。
時代が 生み出すのか?
言葉が 輝くのか?
確かに、キャッチコピーをつくる天才みたいな人が
いるのと 日本語とは 実に 綾にとんだ言葉だと思う。
シンプルな表現ほど 言葉が 定着し 輝く。
たくさんのコピーが紹介されていて、
いろんなイメージがわいた。
ボディコピーって 人間がむき出しになりますね。
経験が 裏打ちされます。
Posted by ブクログ
○コピーライターである岡本欣也氏の著作。
○数多ある「コピー」を、販売者目線の「売り言葉」と消費者目線の「買い言葉」に分類し、それぞれがどのような思い、意図で作られているのかを明らかにすることを通じて、そもそもコピーって何かという本質を明らかにしたもの。
○また、コピーの詳細だけでなく、そもそも「伝える」ことと「伝わる」ことの違いについての解説は、日常の仕事や生活でのコミュニケーションでも大変役に立つものだと思う。(考えもしなかったので。)
○過去のコピーが満載で、聞いたことがあるものがほとんどではあったが、それぞれがどういう意図目的で作られているのかという点には、考えが及ばなかった。
○これからは、身近な広告・コピーも、意識してみてみたいと思う。
Posted by ブクログ
売り手目線の「売り言葉」
買い手目線の「買い言葉」
代表コピーと共にそれらをわかりやすく説明してある。
講座で習ったことが本書ではちりばめられており復習になった。
また自分はパルコや伊勢丹のような情緒的で詩的なコピーが好きだったがそれが買い言葉であり、商品に独自性の無いもの、イメージが売りなものに使うパターンであることに気づけた。
商品とその置かれている状況によってうまく使い分けなければならない。
最終章のノウハウ的な記載はためになった。
1商品のど真ん中の価値を探す。
2ボディコピーは「おまんじゅう」
=本質があんこで、入口と出口がやわらかく食べやすい皮。
3自分に取材(取り調べ)をして商品・サービスに対する本音を掘り当てる
4掘り当てるためには広く深く掘らなければならない。
=たくさん書き出し、その先に見つかる。
5自分が寝る、言葉も寝かせる
6クライアントの言葉・信念は盗む
7最後には、たくさん書いた人が勝つ
【備忘録】
商品そのものが新しい=FACTのコピー。事実。
時代を映す。
五感に問いかける=しずる
国井美果
新しい価値観
Posted by ブクログ
『大人たばこ養成講座』のシリーズ広告を手がける岡本欣也氏による、広告コピー指南本。これは非常に分かりやった。
これまで自分が読んで来た広告コピー関連本は、“アイディア発想法”、“ライティングのテクニック”などが多かったが、本書はその類から距離を置いた、いわば“広告コピーの解説本”。『そもそも広告コピーは「売り言葉=売り手(企業目線)の言葉」と、「買い言葉=買い手(消費者目線)の言葉」の二つに分類される』と指摘し、世の中の広告コピーがどちらに属し、どのような働きを持ったのか、どいう話が語られる。
この定義は、自分がこれまで分かっていたようで分かっていなかった事であり、非常に新鮮で目から鱗が落ちた。自分が広告コピーの発想をする際も『今回は「売り手目線」で書くか、「買い手目線」で書くか、どちらが目的に適うのか』整理がつくし、方向性も定めやすい。
それは数あるアイディアの中から、目的に合ったコピーを選ぶ際にも役立つ。そしてそれは即ち、何よりもクライアントに説明しやすくなるという事でもある。
コミュニケーション関係の仕事に携わる人には非常にオススメの良書です。
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