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百花繚乱! 心ときめく和歌の世界へようこそ!恋の喜び・切なさ、四季折々の美に触れる感動、別れの哀しみ、人生の儚さ、世の無常・・・・・・わずか三十一文字に込められた、日本人の“今も昔も変わらぬ心”。 王朝のロマン溢れる、ドラマチックな名歌を堪能!*稀代の色男の“元恋人”へのメッセージとは?――在原業平*自らの美貌の衰えを、桜に重ねる――小野小町*美しい紅葉を、神への捧げ物に見立てた――菅原道真*暴君の詠んだ、驚くほど“清らかな恋心”――陽成院*浮気をされてプライドはズタズタ――藤原道綱母*月を見上げて詠んだ、切ない“望郷の念”――安倍仲麻呂*一度は離れても、必ず再び逢おうと願う――崇徳院*深窓の内親王の“内なる激しい恋心”――式子内親王あなただけの“お気に入りの一首”を見つけてください。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年05月04日
今までたくさんの古典文学を見てきたがそこにはたくさんの古典の世界ならではの慣習や地位などに対しての葛藤などを理解することができた。
バックグラウンドを知っているだけで全く見方が変わってくる。
やはり古典はどこまでも奥が深いのだと感じた。
特に印象に残った作品はとしては伊勢物語。
伊勢の斎宮がなぜ自ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月23日
"百人一首"と聞くと、私がまだ中高生の頃に国語便覧をぼーっと見ながら「この歌の雰囲気いいな」とか「この言葉面白いな」とか思っていたなんてことない若かりし日々の一瞬を思い出します。大人になった今なら受け取り方も変わっているのではないかと思ってこの本を読みました。
この本は歌をテーマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月13日
百人一首は幅広く集められたと漠然と思っていたが、これほど狭い世界(宮廷)の人たちがメインだったとは。狭いだけに歌人同志の人間関係が乱れてて「けしからん!」と思うことしばしば。百人一首は歌人を役職などで表記しているので分かりにくいけれど、実は歴史上の人物がたくさんいた。(現代使われている)名前を併記し...続きを読む
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