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「天の巻」に続く第二弾。文字の原点と言われる石鼓文の歴史と謎に迫る。終戦の年昭和20年。著者は中国北京にあって中国一の硯学高老師から日本と中国を対比した歴史についての薫陶を受ける。中国の大篆文字、甲骨文字、金石文字、小篆文字、篆書、隷書、楷書、行書草書への流れ、日本の神代文字、楷書流入、章草流入、行書、草書、平仮名の流れを理路整然と解読する。第五章からは文房四宝談義に入り、墨の由来から格に至るまで詳細に説く。
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燕都の残照
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