〈アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞〉小惑星衝突が迫り社会が崩壊しつつある世界で、新人刑事は地道な捜査を開始する。近未来ミステリ。   ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事パレスは、死者の衣類の中で首を吊ったベルトだけが高級品だと気づき、他殺を疑う。同僚たちに呆れられながらも彼は地道な捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるというのに……なぜ捜査をつづけるのか? そう自らに問いつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事を描くアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作!

ジャンル
出版社
早川書房
掲載誌・レーベル
ハヤカワ・ミステリ
ページ数
320ページ
電子版発売日
2014年04月11日
紙の本の発売
2013年12月
コンテンツ形式
.book
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2015年07月15日

『半年後、小惑星と地球が衝突し、世界は終わる。しかし、新人刑事は捜査をやめない。』
帯のこれだけでガッチリ掴まれた。中身も期待以上のノワール小説感。こんなセンチメンタルな人類滅亡があるのか。

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2015年03月25日

「小惑星不景気」
なんて素晴らしい造語なんでしょう!

小惑星「マイア」が10月には地球に衝突するのが確実である事が判明した1月のある日。マクドのトイレで首を吊った男が発見される。
厭世気分が蔓延する世界で、一見自殺に見える事件を掘り下げていく新米刑事。自殺する人間も多く、誰も事件に真面目に取り合わ...続きを読む

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2015年02月05日

地上最後の刑事。

まるで人類最後の一人(自分で言うのもなんですが、二重表現的ですね)と言った感じの題名ですが、その想像の通り、本書は6か月後に巨大天体が地球に衝突、人類は死に絶えるとの設定を持つミステリー小説です。

この絶滅間際の世界において、主人公のアメリカ・ニューハンプシャー州・コンコード市...続きを読む

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2013年12月31日

半年後、小惑星が地球を直撃し人類は絶滅に近い打撃を受けると確定したら、自分はいったいどうするだろうか?

そんな世界で、自分の仕事を全うしようとする新人刑事の物語。映画「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」、クラークの「神の鉄槌」も小惑星衝突の危機を阻止する人々の姿を描いたSFでしたが、この物語...続きを読む

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2017年02月08日

小惑星マイアが半年後にぶつかり地球は終わるそんな世界でひとり殺人事件を捜査するヘンリー・パレス刑事。おまえはどうして平気なんだみたいなことを言われたりするけれど、ヘンリー・パレスも本当は平気じゃないし、気にやんで眠ることができなかったりする。そりゃそうだと思う。半年後に世界は滅亡するんだから。殺人事...続きを読む

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2017年01月01日

最初はキャラ設定にちょっと馴染めんかった。
彗星の衝突のせいで、警察官になって1年とちょっとの主人公が刑事に任命されて、事件を担当するという部分。
でもページが進むにつれて物語に引き込まれていった。
まぁまぁおもしろかったかな。久しぶりに小説を読めて楽しめた。

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2015年02月17日

これはきっと映画化されるな。謎解きも面白いけど、世界の終りが近づいて人々がマジメに仕事をしなくなり、世の中が機能しなくなっていく描写がリアルで不気味だった。

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2014年09月13日

読み応えあり。
未来がなくなった街・世界の、晴れない曇天みたいな雰囲気が良い。淡々とした主人公刑事くんの感情が時折波打つのも心地よかった。意外性は、やや弱いかもですが、それでも、加害者の動機と、「鍵のかかった扉の向こうにあったもの」は響きました。続編も期待。

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2014年05月19日

こぶ平のお勧め。

小惑星衝突目前の世界、という設定は違和感ない。
過剰でなく、不足でもなく、うまく世界が描き出されていると思う。

ミステリーとてしては、ちょっと食い足りない気もするけど、
面白かった。

解説によると、三部作の初作だとか。
続きも読みたい。

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地上最後の刑事

Posted by ブクログ 2014年02月28日

世に警察小説は数あります。ですが、本作ほど個性的な作品は警察小説はおろかミステリ全体を見渡しても数えるほどでしょう。

何といっても基本設定が

小惑星衝突による破滅的災厄を間近に控えた世界。古びたファーストフード店で一人の男が首を吊った。未来に悲嘆しての自殺と誰もが思った。だが、新人刑事ヘンリー・...続きを読む

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