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磨きすぎた女子力はもはや
「妖刀」である
「女子力アップ」の果てには何があるのか? 「結婚」で幸せになれるのか――気鋭の論客らが、“女子会”の場を借りて、若い女性を取り巻く環境を分析する。結婚観の変遷、専業主婦志向などをテーマとした論考も加わった、女子必読の一冊。著者は千田有紀、水無田気流、西森路代、古市憲寿、白河桃子、石崎裕子の6氏。
第1章 結婚で幸せになれますか?(結婚で幸せになれますか?
恋愛と結婚はつながっているのか?―ロマンティック・ラブ・イデオロギーを見直す
「憧れ」か、「リスク」か―専業主婦という選択)
第2章 「女子力」アップの果てに(男性に選ばれないと「かわいそう」ですか?
「玉の輿幻想」と「理想の妻」の変遷―夢と希望の同床異夢を検証する
あなたの「ロールモデル」は?―生き方が細分化する時代の“お手本”像)
第3章 真に“自由”になるために(磨きすぎた「女子力」はもはや妖刀である
モヤモヤ女子に捧ぐ―不確定な人生を生き抜くための「武器」四か条)
Posted by ブクログ 2013年12月27日
これから社会に出ようとする若い女性に有用であることは言うまでもないけれど、それ以上に懐古的に過去を賛美する高齢層(あるいは社会的強者)にぜひ読んでもらいたい本。あなた方の言う家族観は戦後のごく短い時期にたまたま誕生したものであって、別に日本人の正義などとは関係のない概念だと悟って欲しいよ、もういい加...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月28日
フェミ系というか、社会における現代女子の生き方をめぐる考察本。いや、鋭いところをズバズバ切り込んでいて面白かった。ぬるくない議論は読んでて気持ちいい。
今の日本社会のしくみでは女子は仕事しようが結婚しようが出産しようが幸せに人生を歩める道筋がまったくない。それは事実だし、読んでると不幸な時代に生まれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月30日
”磨き過ぎた『女子力』はもはや妖刀である。”
この半期の個人的ベスト帯コピー!
唯一の男性にして女子会のオブザーバー、社会学者の古市憲寿氏の前書き「この恐ろしい本ができるまで」がこの一見恐ろしげな女子会を更にスパイシィなものに仕上げている。
過去をふまえて女子は今後をどう生きるべきか。
育児と仕...続きを読む
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