Posted by ブクログ
2018年11月23日
定期に預けるだけのまとまったお金があるならば、他の金融商品にお金を移した方が得。
と考えるのが、銀行員の本音。
個人が株式投資を行うことは以前よりも難しい。
投資信託は販売手数料、信託報酬、信託財産留保額のコストがかかり、利益が得にくい商品。
安易な分散投資で成果を出すのは非常に難しい。
銀行員が...続きを読むお金を味方につけるマインド
1.自分の資産(貯金額)をきちんと把握する。
2.まずは利殖、増やすことに意味がある。
3.重要なこと、無駄なことの優先順位をハッキリ決める。
4.安定こそ安心感。リスクは極力取らない。
5.大切なのは実質価値。感情価値には左右されない。
6.見た目が9割。
7.人の性は、悪なり。
8.決して敵は作らない。
9.組織の力は使えるだけ使う。
10.単なる金儲けではなく、社会的意義という建前こそ大事。
銀行員がお金を引き寄せるスキル
1.圧倒的な情報収集能力。情報を制した者だけが、勝利する。
2.仕事の9割はリサーチ。
3.計算は誰よりも早く。
4.決算書が読める。
P/L損益計算書→利益=収益-費用
B/S貸借対照表→総資産(資本)=資産-負債
おおまかなお金の流れを読み取ることが大切。
5.自己管理できない者に、お金の管理は不可能。
6.約束は必ず守る。お金を貸すことは信用を与えること。
融資=与信業務
7.何事も徹底的に。
銀行員は一度信用を失った人を二度と信用しない。
8.時間は命。
9.金融知識や資格を得る為に、自己投資を惜しまない。
10.お金を増やす源泉。他業界一流の人脈を大切にする。
お金のため方
1.お金を貯めるお金の流れを作る。
2.3つの銀行口座を持つ。
給与振込
支払
貯蓄
3.収入の10%以上を貯蓄に回す
4.家賃、光熱費、車代など固定費は収入の40%を上限とする。
5.保険を見直す
団体信用保険
遺族基礎年金
高額療養費制度
結論として積立型の保険に入る必要はない。
6.やりくり支出のスリム化
何もかも切り詰めず、優先順位をつける。
著者は貯蓄用口座としてオフショア口座を勧めている。
今持っている金融商品を整理する。
給与口座には給与の2年分くらいを不測の事態のために貯めておく。
自分が持っている金融資産を毎月整理する。資産と負債。
自分のライフプランを考える。計画は何時までに。どんな状態に。ということを明らかにする。
銀行員式財産三分法
現金 投資や不測の事態の余力
不動産 キャッシュフローを生む資産
オフショア投資 後になりキャッシュフローを稼げる
分散投資で最も重要なのが、時間の分散。これは分割して買って行く。
ドルコスト平均法がこれに当たる。
一方、複利効果を享受する迄には10年単位の長い時間がかかる。
オフショア投資とは海外で運用されているファンドに投資すること。
不動産投資の代替としてJ-REITがある。
ミリオネアの特徴
1.他人の話を素直に聞く
2.他人の為にお金を使える
3.時間を無駄にしない
4.身だしなみに気を使う
5.いつも笑顔で人に接する
社会貢献、健康、そしてパートナーを大切にすること。
シンプルな考え方で参考になる。