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おじさんはしんどい。
でも、おじさんじゃないとできないこともある
おじさんになっても……
・昔話ばかり語らない
・若い人にやたら絡もうとしない
・年下だからといってタメ口にならない
・頼られるまでは出しゃばらない
・でも、しょんぼりしない
おじさんになると、なかなか大変です。
本書を書いたのは、1969年生まれ、渋谷で29年続くワインバー「bar bossa」の店主・林伸次。
勢いよく活躍している人、偉くなった人、落ち目になった人……
バーカウンターの向こうから、さまざまな大人たちを長年見てきました。
そんな林さん自身も、いま57歳。
人の名前が出てこない。新しい音楽がわからない。
流行には、すっかりついていけなくなった。
そして、ときどき考えます。
自分は、知らないうちに嫌われるおじさんになっていないだろうか。
若い人たちは、おじさんの何を嫌がっているのだろう。
これから、どう歳をとっていけばいいのだろう。
昔話、タメ口、恋愛、服装、体臭、お酒、若い人との距離感……。
おじさんがついやってしまうことについて、ときに容赦なく、ときにやさしく考えていきます。
ただし、本書は「おじさんの禁止事項集」ではありません。
年齢を重ねたからこそ、伝えられることがある。
争いをおさめたり、誰かの背中をそっと押したり、人と人をつないだりできる。
会社や肩書きとは別の場所で、もう一度、新しいことを始めることもできる。
おじさんになることは、失っていくことばかりではない。
少し気をつけて、少し頭を下げて、
これまでの経験を上手に手渡せば、
人生後半は、意外と悪くない。
「こういうおじさんにはなりたくない」と自分に言い聞かせながら、これからの生き方を考える26篇。
おじさんも、おじさんの隣で暮らす人も。
耳の痛い話に少し苦笑いしながらも、最後にはほんの少し、歳をとるのが楽しみになるエッセイです。
【目次】
第1章 おじさんになってわかってきたこと
第2章 やっていいこと、やらないほうがいいこと
第3章 おじさんって気持ち悪いですか?
第4章 歳を重ねたからこそできること
第5章 新しい居場所をつくる 〜小さなお店を始めるという選択
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
おじさんが嫌われる昔話の特徴
①「あれ俺がやったんだよ」
②「昔こんなのがあったけど知らないでしょ?」
③「あの頃はよかった」
若い人に受けるおじさんの4つの話
①苦労話
②失敗話
③時代と関わっていた話
④具体的なお金と社会の仕組みにどうやって対応してきたかという話
おじさんのSNS、4つのルール
①絶対にこちらからフォローや友だち申請はしない
②コメントは絶対に残さない
③いいねは押してもいいけど、たまに、本当にいいと思ったときだけのほうがいいかも
④メッセージは絶対に送らない
人間同士、考え方の違いやちょっとした行き違いでぶつかってしまうことってありますよね。でもたいていの場合、当事者たちは「このトラブル、早く終わらせたい」と思っています。でも意地も見栄もあるから、謝ったり終わらせようと言い出したりできないんです。
そこで間に入って、お互いの言い分を聞いて、どちらの肩も持たず、双方が納得できる落とし所を見つける。それができる人が、世の中でいちばん強い人なんだと、そのとき痛感しました。
岡本さんによると、なぜおじさんは孤独になるのか。男性は人とつながるとき、何かの媒介物や経験――が必要な場合が多いのだそうです。一緒にスポーツをする、ゲームをするといった物理的なきっかけを要するけれど、女性はそうした媒介がなくても、関係性を成り立たせることができる。何時間でもお茶を飲みながら、延々と会話を続けられる、とありました。
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