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Posted by ブクログ
読者から短歌を募り、人気歌人、木下龍也さんが選んで講評していく。
時には「間違っていたらすみません」と断りを入れながらも、自由に解釈していく姿は、短歌の楽しみ方としてとても参考になる。
凝縮された31音から、ここまで具体的な場面や物語を想像できるのかと驚かされることが多く、選者としての木下さんの想像力の豊かさがとても素敵だった。
ひとつの短歌から、作者も意図していなかったような世界がいくつもうまれる。それも、短歌の魅力なのかもしれない。
穂村弘さんとの対談も、独特な感性を持つお二人ならではの、ちょっとシュールなやり取りが面白かった。
「短歌を書きまくれば自我はなくなる…」
センスは学べなくても技術は学べるとのことなので、私も短歌に挑戦してみるのもいいなと思った。
Posted by ブクログ
手分けして夜を吸い込む黒猫のおかげで街は朝を迎える/木下龍也 p115
これは唯一無二な作品ではない?ので、選ばなかった?と記載されていたが、大好きな詩となった。
いっぴきじゃなく、複数の猫ちゃんが手分けしてることも、世界中の生物のために必死になって夜を吸い込んでくれていることも、想像するだけで尊い。
おそろいが欲しくてほんなら許してくれる気がして贈った文庫/シラソ p127
ここに載っている方は本当にすごいな、と思う。1番衝撃を受けたのはシラソさんのこの詩。
本なら許してくれる気がするというところに共感を得るし、お気に入りの本を相手にも贈ることは一種の告白で、そのようなことをしたくなった過去もあるので、大共感の嵐がきた一首だった。
わたしもいつか木下龍也さんに講評をいただいてみたい。
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小説・文芸