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Posted by ブクログ
近藤仁美の『凡ミス図鑑』を読んだ。
本書では、歴史上のさまざまな失敗談が紹介されている。生きていれば誰にでも失敗はあるものだが、歴史に残っているのは、失敗の規模が大きかったり、その後に与えた影響が大きかったりするからなのだろう。
読んでいるうちに、自分自身の失敗を思い出した。
学生の頃、自転車屋でアルバイトをしていたときのことだ。フレームを塗装するためにパーツを外していたのだが、ボトムブラケットがなかなか外れなかった。そこでフレームを万力にかけ、ようやく外れたと思ったら、なんとフレームが凹んでいた。
「取り返しのつかないことをしてしまった」と思い、店主に伝えることもなかなかできなかった。
端から見れば、些細な失敗かもしれない。しかし、そのときの自分にとっては、とてもつらい出来事だった。
そう考えると、失敗というものは、その規模だけでは測れないのかもしれない。本人にとっては、取り返しのつかない大事件になることもある。
『凡ミス図鑑』に数多くの失敗談が収められていること自体は面白い。ただ、読み物としては、私にはそれほど刺さらなかった。結局、半分ほど読んだところで挫折してしまった。
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