市民社会とは何か

市民社会とは何か

1,034円 (税込)

5pt

4.3

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

市民社会(civil society)とは、国家とは別の「民間部門」なのか。それとも、「公共部門」とは別の、人々の連帯なのか。社会科学の基本中の基本概念を、西洋古代から現代の日本まで的確に説き起こした待望の概説書、必携の教科書。

...続きを読む

市民社会とは何か のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年01月15日

    「市民社会」という言葉の系譜を明らかにした本。そしてその系譜をたどる作業により、安易に国家対市民という構図で国家批判を行う「市民社会論」を批判した本でもある。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    仕事において『企業市民』のような言葉を使うことも多く、使っていながらもかっちりとした理解が出ていないフワフワとした違和感を感じており、『市民社会』や『市民』の意味の変遷について、アリストテレスから、アダムスミス、ルソー、ヘーゲル、マルクスと歴史を追って外観いただいた本書は、自分の理解に大変役立ちまし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月08日

    「市民社会」の意味することをその使われてきたコンテクストから、丁寧に追跡している。
    筆者の主張は、終章で簡潔に語られる。
    「市民社会=市民団体」(日本での捉えられ方)論が期待をかけられるには2つの社会的根拠があると指摘する。
    一つは、政府は頼りにならないという国民の政治的感覚、二つ目は資本主義に対す...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月23日

    市民社会という言葉はアリストテレ スの「政治学」で国家共同体を意味す る。スミスは文明した商業主義と意味 を変え、それを市民社会と定義したの はヘーゲルである。さらに現代では違った意味を持つ。多義性を孕んだ市民社会という言葉は何かを歴史的経緯から論ずる。

    0

市民社会とは何か の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

平凡社新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

植村邦彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す