無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
2026年刊。「別冊太陽」、宮沢賢治の詩の世界。『春と修羅』を中心に35篇、賢治の詩の魅力を伝える。
「小岩井農場」「春と修羅」「原体剣舞連」「岩手軽便鉄道の一月」「永訣の朝」「青森挽歌」「東岩手火山」など、その構成のセンス、それに添えられた写真もいい。なによりも、A4見開き2ページ(or4、6ページ)にひとつの詩篇、その詩を俯瞰的に味わえるのがいい。
最愛の妹トシの死に際して詠んだ「永訣の朝」のページの後には、青森までの夜汽車内の心象風景を詠んだ「青森挽歌」。こう配置されると、2つの詩の関係がよくわかる。「青森挽歌」はまるで『銀河鉄道の夜』のよう、そこにはとし子も登場する。ということは、銀河鉄道のカンパネルラは彼女なのかも。
途中にシンガーソングライター諸氏のエッセイが挿まれている。賢治の詩群のはざまで浮いているのが残念。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。