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Posted by ブクログ 2019年02月18日
城山三郎の作品は、好きだった。
久しぶりに城山三郎の読んでみた。
晩年という雰囲気が漂うなかで、どう生きるのか?
を 淡々と 書いているのが実にいい。
私の年齢に近いので、「何をあくせく」という言葉が沁みる。
「なるようにしかならない」
妻を亡くして、そのなんとも言えない悲しみが漂う。
残されたもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月25日
1.著者;城山氏(故人)は、経済小説の先駆者。帝国海軍に志願するも、特攻隊の訓練中に終戦。その後、大学で教鞭をとる。城山三郎のペンネームで応募した「輸出」で文学界新人賞受賞、「総会屋錦城」で直木賞を受賞し、執筆に専念。他にも、吉川英治文学賞や菊池寛賞など受賞。経済小説を軸に、歴史や伝記小説などの著作...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月25日
18年ぶりの再読。
他の文庫本に比べて、字が大きく行間も広めにとってあり、小さい文字が見にくい身にとって読みやすい。
題名は、島崎藤村の「千曲川旅情のうた」の一節だそうだ。
「テンポの速い人間が多くなり、社会のテンポが加速度的に速くなっている」ゆえに、この言葉をつぶやきたいと。
まったく同感の思い。...続きを読む
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