代表的日本人100人を選ぶ座談会で、昭和天皇を「畏るべし」と評した著者。

二・二六事件、第二次世界大戦を経験した人物は、如何なる思いでその座に就いていたのか。
北一輝との関係、「あっ、そう」に込められた意味、「天皇陛下万歳」と死んでいった三島由紀夫への思いなど、
今なおベールに包まれた素顔を探る。

日本人の根柢をなす、天皇制の本質にまで言及した、著者渾身の論攷。

ジャンル
出版社
毎日新聞出版
ページ数
320ページ
電子版発売日
2013年10月18日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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畏るべき昭和天皇

Posted by ブクログ 2012年02月29日

本当に昭和天皇畏るべしであった。官僚や政治家や軍人よりはるかに物の見方・感じ方のレベルは超越していて、時々刻々の世界情勢を見据え、国家と国民と皇室の存続と「君臨すれども統治せず」というイギリス風の立憲君主制を貫こうとしていたことが判然とした。 2・26事件の決起将校たちや近衛文麿首相や杉山元・陸軍参...続きを読む

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畏るべき昭和天皇

Posted by ブクログ 2011年02月28日

本書は昭和天皇についてのイメージを一新する著作である。とくに、「カゴの鳥」からの脱却の章が面白かった。この章は大正十年(1921)三月から半年かけて行われた皇太子時代にイギリス、フランスなど欧州視察旅行にまつわる話である。
 皇太子時代の昭和天皇に対してなされていた教育を「箱入り教育」として激しく批...続きを読む

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畏るべき昭和天皇

Posted by ブクログ 2019年01月06日

昭和天皇という人物が持っていた、強さや聡明さ、政治的合理性については、保坂正康氏の著作などで、既に知ってはいたのですが、本著では史料として残された多数の証言に基づき、昭和史の様々な場面で現れた、その類稀なる「畏るべき」パーソナリティが多面的に検証されます。

「近衛は弱いね」だとか、杉山参謀総長に...続きを読む

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