スノウホワイト

スノウホワイト

838円 (税込)

4pt

日本漫画界において独自の地位を築く奇才・諸星大二郎。彼が〈ミステリーズ!〉に連載した、モロホシ版グリム童話ともいうべき作品群。広く知られている「白雪姫」にはじまり、「藁と炭とそら豆」など、そんな話があるんだと初めて知るような作品まで、それぞれの話をもとに描かれた全12編の作品が、すこし奇妙で不気味な諸星ワールドへ誘います。巻末には書き下ろし作品や、著者自身のイラスト入り作品解説も収録した、ファン垂涎の1冊。

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スノウホワイト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年12月06日

    諸星大二郎が描く世界観のすごさは、あたしが今ことさらに取り上げるべきことでもない。とほうもなくすごいのは誰もが認めるところ。

    そうしてグリム童話のダークさ、不条理さの平坦なリズムがそこにオーケストレーションして、ものすごく重厚に、腹の奥にずんずん響く。


    スゴ本、それ以外になんと言える?


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    Posted by ブクログ 2011年12月27日

    グリム童話を諸星大二郎が妖しく不気味に
    見事に視覚化したこの作品。
    原作のグリム童話にある不可解な不気味さに
    諸星大二郎の味が加わると
    分かりやすく、
    でも、素材の持ち味を活かしてくれる。

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    Posted by ブクログ 2010年03月29日

    3回殺されても3回ともよみがえる、
    しかも死体が朽ち果てないでいつまでも
    生きているときのような血のような赤い唇と
    赤い頬をした白雪姫の正体は・・・。

    どの話もとても面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    幻想世界と現実世界が混ざり合うところ、
    それが大二郎漫画の真骨頂、、だとすると
    これは本当に傑作だと思うのだけど。

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    Posted by ブクログ 2011年02月16日

    誰もが知っていて、身近なグリム童話が諸星さんの手に掛かると、また別物に生まれ変わります。
    元は同じでも、知っている話が置き換えられるとまた違うおもしろさがあったり・・・。
    メルヘンチックで残酷!
    1話目から衝撃をうけました。

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    Posted by ブクログ 2019年07月01日

    なんてことなんてことなんてこと!!!
    手塚治虫に「この線は描けない」と言わしめた諸星大二郎が、まさかの「とりかえっ子の話」で火の鳥の完全オマージュをするなんて!! 2006年に!!

    表紙も素晴らしいし「子ねずみと小鳥と焼きソーセージ」「めんどりはなぜ死んだか」なんてデビューしたての諸星先生を彷彿と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    諸星流グリム。グリムってもともと意味不明の部分が多いんだけれど、そこらへんに諸星さんが解釈をつけて漫画にしているので面白いです。パロディも面白いです

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    Posted by ブクログ 2011年07月18日

    諸星大二郎のスノウホワイトを読みました。諸星大二郎と言えば暗黒神話や孔子暗黒伝など、暗めだけど妙に心に引っかかる物語が多い漫画家です。一番気に入っている物語は題名を忘れましたが、東北の片田舎に、アダムとイブが食べてしまった知恵の木の実の代わりに、命の木の実を食べてしまった種族の末裔がいる、という物語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月20日

    「猟師とおかみさんの話」★★★★「ラプンツェル」SF仕立て。長い髪が介護ロボットのコードで。患者は自分でコードを介してロボットを操作し自分の介護をする。★★★★★「とりかえっこの話」★★★

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    Posted by ブクログ 2018年03月06日

    時事ネタがー ううっ
     『コルベス様』の家を襲撃するぬこさんと牝鶏さんはかっこいいです。時事ネタ―
     ソーセージ関係が何となく何回も読ませる。
     他、いいんだけど。うーん。

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