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Posted by ブクログ 2012年03月20日
想定外という言葉で思考停止しないで、被災地であったこと、被災地の今を直視し、今後どのように行動すべきかを考えさせてくれる。検死した医師、遺族、自衛隊、警察官、学者、ジャーナリスト、消防団、政治家が、どのように被災地での死に向き合ったのかを20の事例を紹介しながら、課題を整理している。本の中でも、遺族...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月04日
吉田典史著 「震災死」(生き証人たちの真実の告白)を読む
死という厳粛な事実と真正面から、立ち向かい、遺体を、科学的に、検視報告なり、医師・歯科医師・警察・消防団・自衛隊・潜水士・心理学者などの証言を、こまめに、検証・分析して、死因の究明(圧迫死、外圧死、凍死、窒息死、即時死後硬直などの事実)を通じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月19日
先日読んだ『遺体 震災、津波の果てに』に通じる作品。津波による犠牲者の遺体を中心に置き、検死医、遺族、消防団員、自衛隊関係者、救助犬調教師などを取材している。どちらか?と比較すると、『遺体 震災、津波の果てに』の方が良書ではあるが、こちらも新たに考えさせられる内容ではある。
特に、災害救助犬「...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月16日
ハンドマイクを握り締めた姿のまま、遺体となって発見された消防団員。
防災無線で避難の呼びかけを続け、津波の犠牲となった自治体職員の
女性。彼ら・彼女らの死を「美談」として取り上げるメディアが多い。
しかし、美談だけで終わらせていいのか。何故、多くの人が犠牲になった
のか。2011年3月11...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月30日
美談で語られることが多い震災における死に、ご遺体の状況や死に様から美談ではすまされない死の実態に迫っていた。多くの人が決死の覚悟でいたわけではなく、気づいたときに「そんなはずでは…」と突如、死に直面させられたのではないかというのは深くかんがえさせられた。生死の別れ目の 怖さをである。
死ぬのも嫌だし...続きを読む
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