佐竹は、数年前に退社した大手の探偵社アーバン・リサーチの元上司・寺西に頼まれ、探偵スクールのレディース一期生・中野聡子の代理教官をすることになる。その日の実習は、やはりかつての同僚・米本の探偵事務所に盗聴器を仕掛けることだったが、事務所に忍び込むと、そこには米本の死体が転がっていた。佐竹は中野を助手に、米本が殺された謎を調査していくが、やがて過去に起きた障害児の誘拐事件の真相に迫っていくことになる……。濃密な親子の絆を描く、感動の傑作ミステリー!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

時には懺悔を

Posted by ブクログ 2014年08月03日

『無力だってところが、人間の愛しいところなのよね。そうでしょ?誰だって悲哀に打ちのめされ経験を持つものよ。まったく人間は無力な生き物。だけど無力な人間が、痛ましい悲哀から癒されるプロセスにこそ、心をふるわせるものがあるわけでしょ。』

人が最後にいい人間になる物語は古今東西の多くの物語で描かれている...続きを読む

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2008年09月02日

無表情に感情をつづる文章がすごく好み。10年以上前に書かれた作品のようですが、主人公のキャラとかせりふ回しなんかがすごく現代風・・・と感じた。

特に難しいテーマに取り組んでおり、読むのにも少し疲れるかな・・??とも思ったけどすんなり入れた。
ツライ現実とかうまくいかない現実とかそういうことよりも人...続きを読む

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2017年02月22日

9年前の誘拐事件を追っていたと思われた探偵が惨殺され、その死を明らかにするため、探偵佐竹と見習い中の助手が、かすかな手がかりをたよりに解いていく。

重度の障害を持って生まれ誘拐された子供、子供の世話に追われて逃げようとしない誘拐犯、知っていて取り戻そうとしない元両親という、犯人側にも葛藤があるタイ...続きを読む

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2015年12月03日

探偵殺しの落ちはひどいが、新の方は、新がどうなるのか聡子と一緒に心配になって急いで先を読んでしまった。
が、正直聡子がうっとおしくて好きになれなかった。移入し過ぎで探偵には向いていないのでは。

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2014年10月10日

知り合いの探偵が死んだ。殺し。真実を探っていく探偵・佐竹。一人の障害児がクローズアップされる。
障害を持つ子を抱える家族の苦悩、ささやかな幸せ。それが軸となりミステリーとしてもぐんぐん引き込まれる。読後も余韻たっぷり。
とても良い本でした。

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2012年09月17日

探偵の死、障害をもった子供への葛藤と過去の誘拐事件。難しいテーマだと思う。子供を育てるということは本当に大変だな。

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2012年09月04日

友達の探偵が殺されたので、犯人を探そうとしたところから、話が始まるが、結局、まったく関係のない別の事件(10年も前の障害児誘拐)を暴くといった展開になった。探偵を殺した真犯人への記載は10ページにも満たないんじゃないかなあ。それはそれで、びっくり。

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2011年12月25日

 探偵物としてだけ読むと、探偵の裏側みたいなストーリー展開だが、誘拐、しかも障害者となると複雑かつ考えさせる作品であるかなと。
 とおりいっぺんの視点だけでなく、そちら側というかあちら側というか自分自身の生活からは思いもよらない視点を提示され、戸惑うというか立ち止まってしまった。新米女性探偵の組み込...続きを読む

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2011年10月24日

探偵仲間が殺された理由を探っていくと、数年前に起きた誘拐事件と繋がったが、誘拐された子は重度の障害を患った赤ん坊で、しかも今もまだ元気で生きているらしい、というところからどんどん転がっていく、社会はサスペンス。
障害を持つ親の心情にも、「きっとそう思うんだろうな」と思いを馳せたり、障害があるがゆえに...続きを読む

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時には懺悔を

Posted by ブクログ 2011年04月22日

打海文三「アーバンリサーチシリーズ」の第一作。


著者にとっては2作目にあたる、ということで若干読みづらい部分も。なぜだろう?登場人物の性格がブレがあるというか・・どこがどう、というわけではないんだけども急に激高したり冷静になったりと読み切れない部分があるように感じました。
あと、最近の小説は中に...続きを読む

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