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「いたいっ! いたいよー! やだ、死にたくなーい!」16歳の高校生・関口葉月のケータイに真夜中かかってきた電話は、ナイフで刺し殺される同級生の大絶叫! 女子中高生に標的を絞り、断末魔の叫び声を携帯電話越しに他人に聞かせて喜ぶ史上最悪の行為に耽る謎の連続猟奇殺人者。日本中のケータイっ子たちを恐怖のどん底に突き落とした悪魔が、ついに自分の近くまでやってきた! 葉月は親友の千春に助けを求めるが、次の生け贄はすでに葉月と定められていた!
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Posted by ブクログ
結構面白かったです!! 犯人が最後の最後まで分からなかった。 怖かったし・面白かったし・分からなかったし。 意外な犯人だったしで うん。 面白かったデス☆☆
吉村達也の文章は私に合ってるのか、読みやすくてあっという間に読み終わる。 ホラーにしても、身近にあるものから来る恐怖を扱ってるから、これまた怖い。 携帯が元のホラー小説です。
大好きな角川ホラー文庫です♪ ホラーの王道って感じの作品ですね。 映像化してもホラーの王道な作品になるんじゃないかな。 なのですごい!!と驚く事もないしラストに驚愕する事もないんだけど現代の必需品である携帯電話をテーマにしてるので 親近感のあるストーリーにはなってるかな。 まぁ、ケータイがテーマのホ...続きを読むラーも結構あるけどその中でも王道って感じで(笑) 起承転結の仕方も王道で(笑)
現代、誰もが持っているケータイについて問題を提議し、特集を組もうとしていた夕刊ニッポン編集部。しかしながらそんな企画もすっとんでしまう程の事件が起こった。【ケータイ生中継連続殺人事件】である。被害者は全て女子中高生であり、ケータイを通じて友達の殺される様子を生中継して聞かせるという異常事件であった...続きを読む。 ケータイの電波に脳がのっとられるというホラーだったが、根底には昔のいじめの恨みというものがある。ケータイが普及したことによって、さらにいじめられる側は孤独を味わうことになったという。いじめた本人だけではなく、それを産んだ母親や、育てた父親なども被害者に。それを追いかける夕刊ニッポン編集部の人間にも異変が起きるわけだが、高沢という人物の描写がものすごく怖い、というかえぐい。最後も、ホラーらしい終わり方だったなぁ。
初めて自分で買った吉村さんの本。これ買う時題名見て、着信アリとケータイをごっちゃに考えてた。全然違うのに。
どんでん返しで、でもお約束なホラーミステリーでした。この小説で一番印象に残ったのは高沢のキャラと『ケータイ』のキャラ。両方とも非常にむかつくタイプでした。 「着信アリ」もこんな感じなんですかねぇ。面白かったですよ。ただ、千春の一家の扱いがかなり微妙。一歩間違うと、千春にかかわる部分を全部抜き取っても...続きを読む話が通じてしまいます。 そのへんを除けば、いい小説だったんではないでしょうか。映画にしてもいけそうですけどね。
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