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昭和のカリスマと呼ばれた男、ダイエー創業者・中内功。
かつての秘書がその素顔を、いま説き明かす。
「ダイエー創業者・中内功はどんな人物だったのか」。
1980年代に、当時の中内功CEOを秘書として支えた筆者による初の回顧録。
「流通革命」「福岡ツインドームシティ計画」「リクルート買収」など、
ダイエーを日本一の企業グループに成長させた中内功の壮絶なまでの人生観とユーモラスな一面を、
最側近として仕えた筆者が伝える。
【特別収録】
中内功追悼文「流通業のスターよ、永遠なれ」
(柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長)
【目次より】
■“かばん持ち”前夜 ~ダイエー一兆円達成
■秘書室着任、そしてご対面
■入れ歯と赤字決算
■天邪鬼は福岡ドームにて極まれり
■リクルート“事件” ~頭を掻きむしる江副さん
■頼まれたら弱い! ~ヤオハンとのM&A
■戦争は絶対あかん
■生涯のライバル ~堤清二さんとの共通点
…ほか
※「中内功」の「功」の字は、正しくは「エ」に「刀」。表示できない場合があるため、「功」を代用。
Posted by ブクログ 2013年11月08日
中内さんはフガフガ喋るので、秘書業務の登竜門は何を言っているのか理解するところから、らしい。
フガフガ喋るのは総入れ歯だからで、実はこれは中内功という人のイデオロギーに近づく最も重要なパーソナリティと言える。彼が、敗戦色の強いフィリピン、ソ満国境で従軍した結果だからだ。
フィリピンで手榴弾に吹き...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月23日
ダイエーの秘書室も努め、後に経営企画に携わった方の備忘録。
作者が中内功と直接仕事をした中での出来事をエッセイ形式に語っている。
世の中の5年、10年先を見据えた発言から当時からあったとあり、もう少し中内功がどのようにその結論に至ったのかを知りたくなるエピソードがあった。
中内功の経営哲学はある...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月22日
一代でダイエーを成功させそして失敗させたといわれる中内功につかえた秘書の回想録。
自分にとっては堤清二に並ぶヒーロの一人。
痛快な話が満載な一方で、カリスマ経営の善し悪しを考えさせられた。
僕は社員に『額の向う傷』は認めるが、『背中をバッサリ斬られる』ことは許さない
これほど強烈かつ明快な創業の動...続きを読む
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