Posted by ブクログ
2016年02月01日
5,000年以上前に地球に飛来した宇宙人の子孫であり、超能力者でもあるバビル2世=浩一。
彼と彼の三つのしもべたちは、北極海でのアメリカ海軍との戦闘を皮切りに、アメリカに宣戦布告します。
東京の新都心のど真ん中を攻撃ヘリが飛び交い、機関銃が炸裂し、アメリカ軍の超能力者部隊とのハイレベルな戦闘が容赦...続きを読むなく圧倒的な迫力で繰り広げられます。
70年代のテレビアニメ(の再放送)の「バビル2世」を見て育った僕には、バビル2世とアメリカとの間に何があってこうなったのかが、「???」であるものの、終始迫力には圧倒され、これからどうなっていくのか、続きもすごく気になります。
また、各キャラクターのビジュアル、中でもポセイドンとロプロスのそれらが、大きく大きく変わっていて、それがまたむっちゃカッコいいです。
このレビュー、「バビル2世」を知らない人には「何のこっちゃ?」かも知れませんね。
本作から読み始めても十分に面白いのでしょうが、やはりこれまでの作品「バビル2世」や「その名は101」も絶対に読もう!と決意させられる一冊でした。