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有事は台湾だけではない。 米中対立、台湾有事、新世界秩序、そして日本に迫る危機。 大国が自滅の道をたどるなかで、東アジア太平洋のカギを握るのは日本だ! 日本の防衛産業界から国際政治学の名門、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)へ。 日米中台を知る気鋭の国際政治学者が描き出す、これからの日本の航海図。 中国の軍人から各国の政策担当者まで。 あらゆる声から見えてくることとは? ※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
日本では「米中対立」と聞けば、二つの大国が覇権を争う構図を思い浮かべる。だが、その争いは相手を傷つけるだけでなく、自らも削っている。関税を上げれば物価が上がり、技術を囲い込めば成長が鈍る。力による優位を急ぐほど、社会のひずみは深まっていく。 米国は分断を深め、中国は統制を強める。異なる体制でありなが...続きを読むら、硬直化という病はどこか似ている。外に敵を求めるとき、内なる弱さは見えにくくなる。 古来、強国が衰える兆しは外敵より内側に現れた。傲慢、過信、対話の欠如である。 真に恐れるべきは、相手の台頭ではない。争いに没頭するあまり、自らを壊してしまうことなのだ。日本ははたしていかなる道を選ぶのだろうか、米中の自滅に巻き込まれてもいけない。
米・中それぞれが両国間対立とりわけ台湾問題について、いかなるシミュレーション及び分析を行っているかなどを、分かり易く解説されている。末尾近くでは、日本の政府及び国民が、国際秩序の立て直しに向けて、積極的にリーダーシップを取る姿勢を示すべきとの力強いメッセージが示された。
佐々木れな「自滅する米中」(SB新書) タイトルをみても何の本だかわからないが、台湾を巡り中国がどう動く可能性があるか、米国がどう対応する可能性があるかについていくつかのシナリオを描き、それらが日本にどのような影響を及ぼすか、日本がどのように対応すべきかを提案している。著者の意見としては、中国が台湾...続きを読むに軍事進行することは米中を含む全世界にとって破滅的となる可能性が高いが、中国の国内事情からは中国がそれを選ぶ可能性が低いとは言えない。したがって日本は米国とともに、そのようなシナリオが発動されることを防ぐために全力を尽くすべきという。
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