ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

作者名 :
通常価格 712円 (648円+税)
紙の本 [参考] 814円 (税込)
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作品内容

長崎にも「原爆ドーム」があった――。それは爆心地の北東500メートルほどの位置に立つ、高さ25メートルの鐘楼を持った浦上天主堂。しかし1925年に完成し、東洋一と謳われたこの天主堂は原爆によって廃墟と化す。当初、被爆遺構として保存に積極的だったはずの長崎市長だが、訪米を経て「原爆の悲惨を物語る資料としては適切にあらず」と発言し、撤去路線に転換。結果として旧浦上天主堂は1958年に撤去されるに至る。世界遺産クラスの被爆遺構はなぜ失われたのか? 市長の翻心の裏には何があったのか? 丹念な取材によって昭和史のミステリーを解き明かした渾身のノンフィクション。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
電子版発売日
2013年08月02日
紙の本の発売
2013年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
6MB

ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年08月15日

    広島には原爆の悲劇を後世に伝えるための象徴的なモニュメントとして「原爆ドーム」がある。しかし長崎にはそのようなものがない。それはなぜか。

     実は長崎にも「原爆ドーム」になり得る被爆遺構があった。浦上天主堂だ。

     戦後もしばらくは撤去もされずに残った遺構を、原爆の記憶として残すことに、市議も市長も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月14日

    ヒロシマの原爆ドームは保存されたのに、ナガサキの浦上天主堂は保存されなかったのか。
    その疑問の答えはひとつではないが、出来事を後世に伝えるためには、遺構をそのまま残すことこそが大事だという筆者の主張に、首肯する。
    特に311をうけた追記は、とても大事なことだと思う。

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    Posted by ブクログ 2016年08月24日

    人間は忘れっぽいものなのだと。「起きてはならないこと」、「起こしてはならないこと」、原爆投下のような必要悪が生まれたとき、人知を超えた自然の猛威が起きたとき、後世にどのようにして教訓を残すのか?そこが問われている。
    当事者は心に傷を負っているのだから「忘れろ」と言われても忘れられない。でも当事者では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月09日

    残されていれば長崎の原爆ドームとなっただろう浦上天主堂。それが取り壊され、新たに建て直された経緯を追ったノンフィクション。
    趣旨や情熱は伝わってくるが、ただ結論的には推測のみで、なにも証明されていない。取り壊しにはアメリカの意向か絡んでいた、という形跡があることはわかったが...今ひとつ消化不良気味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月17日

    無知であるということは罪深いことだ。と思った一冊。
    今の長崎にもしこの原爆ドームが残っていれば、日本人の、戦争や核を否定する思いはもっと強いものになっていただろうと思う。
    それほどの歴史的遺産がとり壊れてしまった謎が、ミステリアスに描かれていく。
    筆者の考えすぎでは!?と思うほどさまざまな訝しい点が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月03日

    広島には原爆ドームがあるのに、長崎には「原爆遺構」がない。実は1958年まで原爆で破壊された浦上天主堂があったんです。焼けこげたマリア像や首の折れた聖像も多数。市議会も市長も全員「保存」で合意してたのが、1956年に当時の市長がセントポールとの姉妹都市提携に関連して渡米したら豹変。アメリカのソフトな...続きを読む

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