トリック・シアター

トリック・シアター

660円 (税込)

3pt

3.0

空前の劇場型犯罪が幕を開ける。2010年3月21日未明に、奈良と東京で、女性と男性が殺害された。被疑者は被害女性の夫であり、被害男性の大学時代のサークルの先輩だった。同一人物による500km離れた場所での同時殺人。警察庁「裏店」のキャリア警視正・我孫子弘が捜査の指揮をとると、被疑者の大学時代の映画サークルの仲間4人がこれまで、3月21日に事故・もしくは自殺で死亡していたことが明らかになる。(講談社文庫)

...続きを読む

トリック・シアター のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年04月09日

    同一同時刻に起きた事件。
    同じ人間が犯人に思われたが、500km離れた二つの現場で同時に事件を起こすことはできない。
    たぶん不可能犯罪を解決していく過程で国家的陰謀を絡めた物語にしたかったのだろうと思う。

    本多のキャラクターには最初から違和感を感じていた。
    偏執的な一面を前面に押し出した描写に始ま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月08日

    もう一つの江戸川乱歩賞の方を読んでみたい。文体とかは嫌いじゃない、けど本作は可もなく不可もなく、って感じ。あっちこっち(テロとか個人的怨恨とか…)いった話が最後なんとなくまとまるが、イマイチそのまとまりを活かし切れてないというか。。。あとちょっと暗い。

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月25日

    おっと。斬新だな…
    ストーリー自体は少し複雑、かつ、んん?
    って感じか。面白いような面白くないような…しかし、警察って…

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月22日

    名前だけで過去の人として登場する人物が多いせいか、意識していないと誰が誰だかわからなくなる。
    最後の救われなさが悲しい。

    読み終わってから本の帯を見て気づいたのは、あれ、この人が主人公だったの?

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月20日

    東京と奈良で同時刻に起きた殺人。しかも犯人は同一犯。
    どう落としてくるかなと期待したが、トリック自体はトリックと言えないもの。
    ただ、物語の展開にはスピード感がありグングン読める。
    きっとシリーズ化するんだろうなぁ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年04月23日

    乱歩賞受賞作の前作は好みだったが、受賞後第一作の本作は完全に外れ。東京と奈良で同日同時刻に起きた殺人事件の容疑者は同一人物という不可解な状況にその関係者である映画同好会のメンバーが年は違うが同じ日に死んでいるという事実は非常に魅力的だが、それを全然生かし切っていない。妙に信長を引き合いに出す冴えない...続きを読む

    0

トリック・シアター の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

遠藤武文 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す