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停滞と閉塞の時代に注目されるコミュニティデザインという発想。地域の力は、人がヒト・モノ・コトの中に参加し物語りを紡ごうとする意志から始まる――まち再生・まち育ての助っ人として全国を駆け回る筆者が、行政や住民のトラブルをドラマに変える様々な現場で捕まえた、思想と手法のキーワード集。
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Posted by ブクログ
多数の事例に関連させながら実践的に活用できる言葉を述語として集め説明している。著者らしい文体は非常に好感がもてた。
コミュニティデザインのキーワードがさながら星座のようにちりばめられた1冊。「歓喜咲楽」「私発協働」「対話共有」「軋変可笑」、さまざまなキーワードが有機的、流動的に結びつき合ってコミュニティを形成する複数の解がこの中にあるように思う。
~名古屋、長者町、物語としてのコミュニティデザイン?~ 豊富なまちづくりのWS等の経験があって、それをうかがわせる。名古屋にいたときに読んでおけば、長者町とか名工大とか、ゆかりが探れたかもなとかとも思う。 難しい内容ではなく、まちづくりのエッセンスみたいなことが、絵本みたいな感じで綴られる。 た...続きを読むだその文章が読み易いかというと、そうでもなくて、必ずしも入り込んでいけないから、基本、うわべのみ読んで流してしまう感じがある。ちょっと、玄人好みなところが強いかな。 市民に「参加」してもらうための楽しさ(#6)、笑い(#7)というのは本当にそうだろうなと思うし、そう思わせるエピソードが示されているのは、面白いし説得力がある。 合意形成のため「生活知」(#18)をきくというのも、吉村伸一さんの和泉川とのやり方に似ていて、共感した。 ワークショップ(#22)の7つの重要ポイント ――プロセスデザイン、プログラムデザイン、参加者デザイン、ファシリテーション、合意形成支援、情報編集、ロジ――。 このあたりは参考になったし、今後機会があればまた読み返してみたいとも思った。 岡崎「りぶら」のことで語られているのも印象的だし、もっと「りぶら」を知りたかった。 こういう内容は、新書というより、もっとビジュアルに満ちたカタログ的な書物のほうが向くようにも思った。 変わった一冊だったなあ。
まぁ・・・つぎはぎで儲けようとしたのでしょうか。 著者がやたら難語を散らかすのも好感が持てない。 術語集ということで、まち作りを目指す人が、ぺらぺらとめくる程度の本かな。ぺらぺら漫画同様に。
まち再生に向けての知恵がつまってるとは感じたが、ちょっと全体的に理念的・文学的にすぎるかなという気がした。
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