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たった一代で松下電器(現パナソニック)をつくった松下幸之助は、実家が破産したために小学校を中退し、9歳で親元をはなれ大阪で働きはじめました。生まれつき身体が弱かったにもかかわらず、大きな成功をなしとげられたのはなぜでしょうか。本書は、経営の神様といわれた松下幸之助が、生涯をかけてつかんだ「仕事の成功」と「人生の幸福」を実現するための心の習慣を、松じいという松下幸之助の化身のようなおじいさんと、3人の中学二年生の会話から学んでいく本です。松下幸之助が発見し、実践してきた「素直な心になること」「決してあきらめないこと」「自分の使命に気づくこと」を、松じいが3人の中学生にやさしく語ります。また、素直な心とは、けっして従順になるということだけではなく、何ものにもとらわれないことで、素直な心は人を、強く、正しく、聡明にすると説きます。どうしたら素直な心になれるのかを子どもたちに伝える本です。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年01月03日
松下幸之助といえば、パナソニックを創業し、現代の経営者たちに大きな影響を与えたというイメージが強いかもしれませんね。
経営者としてだけではなく、哲学者としても大切な考え方を教えてくれるといいます。
本書は、「もし松下幸之助が現代によみがえったら、子供たちにこんなことを話すだろう」というテーマで描か...続きを読む
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