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本を愛する皆様へ。今回は『老人と海』、『山椒魚』、『バベルの図書館』、『銀河鉄道の夜』、『夏への扉』、『月と六ペンス』、『飛ぶ教室』と大ボリューム7冊分のブックガイドを収録しました! 読むと文学にキュンッとなる、14歳の草子(そうこ)が紡ぎ出す爽やかな読書体験記(ブックガイド)、どうぞお楽しみください!!
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Posted by ブクログ
色んな想いに取り巻かれながらも、店長さんや友達、先生、そして父と関わっていく草子。 なにかにぶつかって立ち止まる度に素敵な本が登場して、草子の感想文を読んだら無意識のうちに泣いてたりする。 個人的には課題図書で読んだ「月と六ペンス」が、マイナーだけど主人公の生き方が凄まじすぎてツボっていたから、ここ...続きを読むに出てきて嬉しかったなー。 それと、「飛ぶ教室」、懐かしい(*´ω`*) また読みたいです!
自覚はなかったけれど、求めていた言葉、欲しかった言葉が書いてありました。一生読み返す作品になる予感。
玉川重機先生のモーニングでの連載作品第2巻。 本を読みたくなる漫画であると同時に、本を読んだ感想を誰かに伝えたくなる漫画でもあります。 基本的には1話ごとに1冊の小説を取り上げて、草子がそのブックガイド(感想文と推薦文が混ざったモノ)を書く。その感想を誰かと共有することで草子と周りの人々のつながり...続きを読むが深くなっていく。 第二巻では「老人と海」や「銀河鉄道の夜」「月と6ペンス」といった小説が取り上げられています。 第一巻から引き続き小説のくくりの中で様々なジャンルからしっかりとした名作を選んできています。本当に玉川先生は文学がお好きなんですね。そして毎回読んでいて素晴らしいと感じる部分は、現実世界の私にも「この本を読みたい」と思わせるブックガイドの出来。草子のキャラクターになりきりつつ、本当に作品を愛しているからこそ描けるブックガイドを描くのはただただ賞賛を送るばかりです。
一巻を読み終えて、ずいぶん日が経ってしまった。 恥ずかしながら、名作文学作品って、意外と読んでいない。 「山椒魚」、「月と六ペンス」、「老人と海」は読んだという記憶はあるけれど、内容なんて覚えちゃいない。 だから、ああ、こうだったのかなあ、などと思いながらこの本を読んだ。 草子のあまりにも「まっすぐ...続きを読むな」ブックガイドに、やや鼻白むことがある私には、ひねくれ(?)文学少女、磯貝さんの今後の活躍に期待したい。
じゃない世界からしか見えないもの 其れを味わえること ハデさだけが見えて....この人が全く見ええてこない 誰かに褒められたくてセノビしすぎて今にも転びそう こういう絵はー 「ウマイ」とか「ヘタ」とか 「ウツクシイ」とか「キタナイ」とか以前ー 「くだらない」という
本を通じて人と繋がる職業としての古本屋さん、これまでいくつの古本屋を訪ねても、その店主とじっくり本の話をすることはなかったのが、本の話を出来る人が増えていけばいくほど、こういう古本屋さんに憧れてしまう。こういう憧れが読メオフ会の開催に少し繋がっている気がします。
二巻目から「その後」がついて。うーん、ちょっと蛇足かな。と、思ったりもしたが、それはさておき。 橋本紡の『九つの、物語』にも山椒魚は取り上げられていて。そういや読んだことがないなと。気になるな。夏文庫フェアあたりでピックアップしてたら読んでみよう。 今回のブックガイドは人当りがいいラインナップで...続きを読む読んだことがある本もあって何気に嬉しく思った。夏への扉は新訳版読んでみようかな。
草子自身やその父に密接につながるブックガイドが増えてきて、重さを感じるこの2巻。人間が文学を自身に引きつけてみれば、厳かなものになって然るべきか。でもそれは、より良い生への段階の一つなのだろうとも思う。 それにしても、装丁もそうだが、漫画の中に描かれている本の数々も紙の重さがあって良い。
中学生が出口の見えないもやもやの闇の中を手探りで進んだり戻ったりしてく感じ。こっちの心までえぐられる気がするのは、主人公に感情移入してるのか、自分が中学生のときと重ねているのか(かつ、自分はこんなふうに前を見ず、立ち止まっていたという自覚があるから比べて落ち込んでいるのか)そんな感受性などとうに磨り...続きを読む減ってなくなったと思ってたのに。
2巻が出ていると知り、慌てて買いに行きました。 ブックガイドはもちろんのこと、今回は草子をはじめとする登場人物それぞれが、己の人生と向き合う姿が良かったです。私も本を逃げ場にしがちなので身につまされます。
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